つづく・・・ひな祭りは春の訪れとともに、すこやかに、愛らしくと、川面に子どもの成長を願い御手洗川に流すと心が清められ、すべての厄はのがれられると言い伝えられてきた。
京の流しびなは、和紙でできた人形を川に浮かべ、子どもたちの健やかな成長を祈る。
この糺の森(ただすのもり)の緑地の中にたたずんでいる河合神社は下鴨神社の摂社である。
当神社の厄除け絵馬は「日本第一美麗神」で、自分自身で顔や髪形を描き、頬紅や口紅等お化粧して収めるユニークなもので、最近未婚女性らが当神社に参拝し絵馬の奉納している。
この日は3月3日の桃の節句・「流しびな」と合間って、河合神社へ寄ると女性の参拝者であふれていた。
河合神社は縁結び、安産、育児、学業など護りの神として信仰されている。特に若い女性は神社の絵馬を奉納すると美人になれる。
正式名称は、鴨河合坐小社宅(かものかわいにいますおこそべ)神社で、祭神は玉依姫命(神武天皇の御母神)で賀茂社の社家に祀られていたという。 1983(昭和58)年に森林の全域が国の史跡として指定・保存、また1994(平成6)年には神社全域が世界遺産登録になった。(完)
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