2018年1月30日火曜日

みやこめっせ 芸妓舞台

28日、みやこめっせ地下1階の「芸妓舞台」のイベントは地方(じかた)さんの芸妓さんが三味線音楽(端唄.小唄.長唄.)の三曲を披露した。
本日のご出演は先斗町歌舞会から勝見さんの地方の芸妓「ひづる」さんが招かれた。
午後2時に芸妓さんの「ひづる」さんが三味を片手に、演目「京の四季」を唄ってくだされた。
先斗町の勝見さんの芸妓・地方の「ひづる」さんは淡いピンク地のお召し物だった。。
芸妓さんの「ひづる」さんは福岡県出身で芸事が好きで、舞妓の経験が無く20歳なってから先斗町の勝見さんに入門したという。
二曲目の演目は「わしが在所」を唄ってくれた。
今、三味線は五丁持っていて稽古用の三味線は、すべて犬皮、またカンガルー皮もあるといって失笑していた!
またひづるさんは三味線は湿気を嫌うと笑顔でお話をされていた。
三曲目の演目は「梅にも春」だった。
その後、芸妓の「ひづる」さんは、「京都伝統産業ふれあい館」を見学して回った。
今日は先斗町歌舞会の芸妓のひづるさん、始業式(7日)では、始めて芸妓で地方をしたという。
大向うから「きばりや~」の声が掛かった!
芸妓舞台は前列10名がスペシャルシート(1000円+シーショット写真等々)、二列目からは予約不要で座席も自由、観覧無料である。
なお(舞い時間は写真撮影は遠慮する事)次回は2月25日の(第4日曜)で、各回 約15分間間隔で14:00からと14:30と15:00の3回に行われる。(1/28撮影)

2018年1月29日月曜日

市比賣神社 女人厄除まつり

28日、下京区市比売神社(いちひめじんじゃ)で、厄年の「女性の守り神」の無事を願う「女人厄除まつり」が営まれた。源氏物語の若菜下の段に『紫の上が 厄年になったので 取り分け祈祷し身を慎んだ』と記されている。
この日11時から本殿で、「福女性(ふくおんな)」の晴れ着姿の四人の女性たちが、願い事を記した矢羽根を神前に奉納した。
矢羽根を胸に手水舎で神職から禊ぎ式があった。
女性の守り神である市比賣神社では「女人厄除けまつり」が昭和63年に市田ひろみ先生の監修により復元されたという。
着物姿の厄年女性が揃って神前に集い、女性の幸せと家庭円満を願うものである。
同神社の宮司から本殿で女人厄除祈祷を受け、平穏無事に過ごせるように祈った。
神妙な面持ちで祈祷を受けて、矢羽根を奉納した。
社務所に上がり、小嶋京楓家元さんの舞をみた。
京楓流「小嶋京楓」家元さんは後ろ向きに「厄除け活花」を奉納した。
その後、12時半から神職、雅楽と振袖の女性たち四人は五条大橋まで行列をした。
女性四人は橋の上から『福は内、福は内』と声を上げながら鴨川へ豆を撒いて邪気を祓った。
五条大橋でそれぞれの思いを胸にその年の厄除けを願い、「厄除福豆」の晴々とした表情で豆まきをした。
神社の女人厄除まつりには福女性が参拝し、今年で31回目、美味しいぜんざいの「歳祝い膳」が振舞われ一足福豆が参列者に配られた。(1/28撮影)