しかし法成寺は度々の火災によって衰退し、1559(元禄5)年に天台宗から時宗に改まり再興するが度重なる大火で焼失、現在の地に移転した。東北院には法成寺にあった頃に「和泉式部」が植えたと伝わる「軒端の梅」と呼ばれる白梅の老木が境内にある。本堂前の「軒端の梅」は謡曲『東北』にちなんで植えられたもので根の周囲は2m、樹高7m、地上部1.7mで三支幹に分かれ、幹は著しく腐朽(ふきゅう)しているが一本は元気という。
<東北院>
住所:京都市左京区浄土寺真如町
境内:無料
交通:市バス錦林車庫前または真如堂前下車 徒歩10分
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