2017年9月30日土曜日

上七軒 お店だし

26日、北野上七軒のお茶屋・勝ふみさんで午後2:00から「お店だし」が行なわれた。 お茶屋・勝ふみさんは2017年度から置屋を開業、そのトップバッターが高校出の「ふみ幸」ちゃん・・・正装の黒紋付と扇子を持ち、勝ふみさん暖簾前で記念撮影をした。
今日デビューする新舞妓さんの「ふみ幸」ちゃんは、誂えた黒紋付に身を固め緊張の面持ちの女衆さんに連れられ、左足から敷居を跨いだ。
これから女衆さんに引き連れられ「お店だし」のご挨拶廻りをした。
舞妓さんの「ふみ幸」ちゃんは正装の黒紋付姿で「おかぁ~さん、どうぞよろしゅ、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。
初々しい少女が晴れて舞妓さんになるというお墨付きができ、だらりの帯とぽっくりの音も軽やかに、ふみ幸ちゃんは女衆さんとご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶をした。
一年未満の舞妓さんは『下唇』にしか口紅をつけることができず、白粉も三日間は女将さんが付けてくれるという。
ふみ幸ちゃんは「芸妓」になる前の3~4年の修練期間経て一通りの舞や三味線、お囃子などを勉強し、芸妓さんになるための修業をするという。
屈託無い笑顔に爆笑した!
お店だしとは幼い少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式することで『舞妓さんデビュー』のことである。

各置屋さんでは‘お仕込み’ さんと呼ばれ、次段階になるのが「お店だし」舞妓デビューとなり、20歳ごろ芸姑さんの‘衿替え’と呼ばれる儀式がある。
笑顔の可愛いふみ幸ちゃん。
上七軒のお茶屋・勝ふみさんのふみ幸ちゃんのお店だしがあり、それを取り巻くカメラマンたちの一団で嫌が上にも熱があがり混雑になった。(9/26撮影)

2017年9月29日金曜日

京都薬用植物園 初秋の特別見学会

25日、左京区一乗寺にある京都薬用植物園「初秋の特別見学会」に参加した。当園は薬用植物を中心に約2,400種の植物を保有・栽培しており「生きた薬草の博物館」といわれておる。初秋の特別見学会とグループとなってハーブ園、香辛料園、民間薬園、中央標本園、漢方処方園を見て回った。
タバコの花、サンショウは胃腸を温めるという。
メボウキとローゼルソウの花。
ヤナギダテとソバの花。
ダテ科のアイの花とお茶の花。
アオイ科のワタの花とユリ科のイヌサフラン。
スイレン科のジョーイ トモシックと殿様カエル、アキアカネ。
ゲンノショウコ。
ゴマノハグサ科のゲンジン、セリ科のセンキュウ(川芎)
キク科のオケラ、オオバナオケラ。
京都薬用植物園は民間が行なっているもので、栽培している希少な植物の保護や保全の観点から特別見学会以外の一般公開は行なっていないという。(9/25撮影)
<京都薬用植物園>
住所:京都市左京区一乗寺竹ノ内町11 
電話:075-781-6111
見学:事前=予約必要
交通:地下鉄烏丸線松ヶ崎駅             
        市バス北8番一乗寺清水町下車徒歩15分    
        叡山電車 修学院駅下車徒歩15分

2017年9月28日木曜日

みやこめっせ 芸妓舞台

24日、東山区・勧業館みやこめっせ「京都伝統産業ふれあい館」の地下1階では14:00から芸妓さんによるのイベントが開催された。お茶屋・岡とめさんの芸妓「美晴」さんが招かれた。
濃い紫地の着物で一礼した。
午後2時、芸妓さんの美晴さんは、演目「京の四季」をしなやかに舞ってくださった。
祗園東・お茶屋、岡とめさんの芸妓「美晴」さん。
舞妓さんと芸妓さんの相違を聞くと、まず年齢が違う。舞妓さんは地毛で芸妓さんは鬘になると応えた。
続いて2時半からは笛と唄を披露してくれた。 芸妓舞台は前列10名がスペシャルシート(1000円+シーショット写真等々)、なお(舞い時間は写真撮影は遠慮する事)各回 約15分間間隔で14:00からと14:30と15:00の3回に行われる。(7/24撮影)