2017年6月30日金曜日

建仁寺塔頭 禅居庵のキキョウ

27日、両足院の半夏生(はんげしょう)の庭園を見てから八坂通りと大和大路通り角にある建仁寺塔頭・禅居庵(摩利支天堂)に行った。 建仁寺は南から勅使門、放生池、三門、法堂、方丈を整然と並んでいて、その両脇をぐるっと塔頭が並んでいる。
三門前にある放生池にはハスの花が咲いていてた。

白色と桃色の 蓮の花。
ハスの花は、仏教とは縁の深い花で極楽に咲くと言われる。
塔頭・禅居庵の門の中に入るとキキョウが鮮やかに生えて、今見ごろであった。
禅居庵の庭園、キキョウの花。
禅居庵は非公開の寺院だが前もって予約をしていてば観光で入れる。
禅居庵の美しい庭園でキキョウと杉苔を見た。(6/27撮影)

2017年6月29日木曜日

両足院 半夏生

27日、建仁寺塔頭・両足院は今、300坪の書院庭園でハンゲショウ(800株)が見ごろを向えている。夏至のころ、白く化粧をほどこす様子から、当院は「半夏生の寺」とも呼ばれている。
非公開の寺院だが5/26~7/6まで書院前庭の池辺りには半夏生が群生している。
水辺を彩る「半夏生」の葉が白く染まりしっとりした情感を装っていた。
半夏生は二十四節気の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生えるころ、ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧していることから、またの名を「半化粧」ともいう。
池辺りには半夏生の群生は約800株あるという。
夏至から11日目の半夏生の時期に白い小花を咲かせるが花は地味で、虫や蝶なども来ず、上から三枚の葉が白くなるドクダミ科の多年草で水辺に生えている。
緑の多き庭園の水辺に生え、真っ白な葉の半夏生。
半夏生は花を咲かせ、葉の表面だけが白く変化するともいわれ、農家の人たちは田植えもそろそろ終わりの時期を迎える。
当院は、建仁寺の塔頭寺院で650年前に創建、方丈並びに書院は江戸・嘉永年間に再建されたものが現存している。
池の北側には二つの茶室(国宝)があり、織田信長の弟・有楽斎好みの「水月亭(2畳半台目、暦の席)」とその右には大村梅軒好みの六帖席の「臨池亭」がありお抹茶の(別途500円)接待もされている。
日本で始めて“饅頭”を作った「饅頭始祖の寺」として知られている。
初夏を呼ぶ涼やかな情景に訪れた市民や観光客は風情を楽しんでいた。(6/27撮影)
 「半夏生の庭園/特別公開」
会   場:建仁寺塔頭・両足院
場   所:京都市東山区花見小路通四条下 建仁寺山内
日   程:5月26日(金)~7月6日(木)
受付時間:午前10:00~午後16:30
拝観料金:大人600円 中高生300円 小学生 無料 障害者・無料         
              ※茶室「水月亭」の特別拝観の案内もある
お問合せ:075-561-3216
交   通:阪急河原町駅下車徒歩10分 京阪四条駅下車徒歩7分      
               市バス東山安井西へ3分

2017年6月28日水曜日

亀岡 平沢池のハス

京都縦貫道・宮津天橋立ICを過ぎると沓掛まで一直線だったが大井ICで下り、最後に亀岡の平沢池のハスを見た。
平の沢池は亀岡市馬路町池尻に位置している。
農業用水の溜め池として整備された上池、中池、下池、ハス池があり「平の沢池」と呼ばれている。

平沢池のハス。
平の沢池沿いの道が「水鳥のみち」として整備されている。
京都府内有数の探鳥地で府内唯一のオニバス自生地である。
一年を通じて里山と水辺の野鳥が観察でき、特にカモ類が渡来する秋から春にかけては種類、個体数とも多くなり、探鳥に最適だという。
JR山陰本線「亀岡駅」から京都交通バス「池尻」下車すぐだが、バスの本数が少ない・・・。
舞鶴文化園のアジサイの花や伊根湾めぐり・舟屋の里、亀岡平沢池のハスを見た。(6/26撮影)