2011年12月28日水曜日

ブログを読んでいただき、ありがとうございました

今日で、今年のブログは最後です。
この一年、皆さまから多くの励ましの声をいただき心から感謝いたします。
拙いブログではございましたが、これからも足の向くまま、気の向くまま、
健康であることに喜びを感じ、更新させて行く所存です。
今年一年振り返ってみて、手の「左橈骨遠位端」骨折で一と月余だが、
ブログも休みました。八坂神社新年の〆飾り
年々歳々、老いて逝く我が身、残れた人生、与えられた使命はわからないが、
しかし、まだ、やるべきことがあると信じ“生かされている”とおもっている!
身も心も美しく来年もブログをよろしくお願いします。
皆さま、良い新年をお迎えください。

2011年12月27日火曜日

京都 知恩院で一足早く、恒例の試し突き

東山の知恩院で、恒例の梵鐘の試し突きがあり、復興の願う鐘が響き渡った。
知恩院は、浄土宗総本山の寺院で山号は華頂山(かちょうざん)、開基は法然上人で本尊は法然上人像を本堂に祀っている。大鐘楼で除夜の鐘の試し突きが行われた
知恩院三門は高さ24m、幅50mある東大路通の山門を潜ると正面に高さ24m、幅50mの知恩院三門(国宝)、木造の門としては日本最大級の堂々とした勇姿が見える。三門を潜り本堂の御影堂へ参るには、眼の前の急な石段「男坂」を登るか、右手にある緩やかな坂道の「女坂」を登るかだが、石段は急勾配なので、体を気使う方は「女坂」を奨める。
大鐘楼は、宝仏殿裏の石段を上った小高い場所に建っている。撞木に結ばれた子綱を僧侶16人が一斉に引く
試し突きが無事済むよう「南無阿弥陀仏」を唱える27日午後2時から、日本最大級の梵鐘は、年の瀬の古都に重厚な音を響かせ一足早く除夜の鐘の試し撞きが行われた。 試し撞きを一眼観ようとする観光客や市民、写真愛好家らに梵鐘の四隅は埋め尽くされた。仰向けにぶら下がり鐘を撞く
真剣な眼差し僧侶が全身を使い、鐘を突く「除夜の鐘」の試し突きは午後2時から始まった。「えーい、ひとーつ」「そーれ」の掛け声に合わせて、撞木に結ばれた子綱を僧侶16人が一斉に引き、親綱1人を持つ僧が仰向けにぶら下がるようにして力強く鐘を撞いた。満身の力を込めて突いた鐘の音は、周囲に染み渡るように鳴り響いた。
締めくくりに連打すると、大鐘楼を囲んだ数百人の人々から大きな拍手が起きた。除夜の鐘の本番は108回という鐘を撞くが一年間に作る煩悩の数といわれている。この一年間の煩悩を、鐘を撞くこと、音を聞くことによって払いのけ、清らかな心になり新年を迎える。まだ若い僧侶
試し撞きは約1:00で終了した知恩院の梵鐘(重文)は1636(寛永13)年の鋳造・青銅製で口径2・8m、高さ3・3m、重さ約70tもあり京都七条の方広寺や奈良の東大寺の鐘と並び日本三大梵鐘に挙られている。梵鐘には「南無阿弥陀仏」の名号と「霊巌」の名前以外、鋳造の来歴や鋳造の功績の記録もなく、あとの論難・災いを避けるため霊巌上人の配慮とされているという。 北へ100m黒門がある
華頂山知恩教院大谷寺とも云う除夜の鐘を突く模様は大晦日31日午後10時40分から撞き始め、テレビ番組中継でも紹介されている。ことしは春・東日本大震災や、秋・台風12号で犠牲・行方不明の方が多数おり鎮魂と復興の願いを込める。年越しの風物詩、師走の古都に“除夜の鐘の試し突き”が深く鳴り音が響き渡った。

2011年12月23日金曜日

北山ウエディングストリート・その2

つづく・・・師走もあと僅か北山ウエディングストリート・クリスマスイルミネーションイベントには年々大勢の方が訪れている。
北山ル・アンジェ教会からすぐ南側の京都ノーザンチャーチ北山教会に行った。礼拝堂の扉を開けると木の香りが漂った
京都ノーザンチャーチ北山教会
京都ノーザンチャーチ北山教会の礼拝堂の扉を開けると木の香りが漂い、ステンドグラスの窓越しに届くやさしい光に包まれて、誰もが心穏やかになれる場所があった。1994(平成6)年、京都ノーザンチャーチ北山教会の新設を契機に、ウエディングに必要な施設やアイテム全てをそろえることができるようコンシェルジュやゲストハウス、レストランなどを通り沿いに集積した。ミッキーマウスのサンタさん
ガーデンと左にツリーが少し見える!昨年から電飾をシャンパンゴールドの色をしたLEDに統一したところ、話題になった。今年も北山ウエディングストリート全体が、シャンパンゴールドの光で満たされる。12月20、22日には毎年恒例の「100万人のキャンドルナイト」が行われる。
冬の空気は澄んでキャンドルの灯りがゆらゆらと揺れ、ちょっと違った空間でクリスマスの雰囲気を味わった。20時には教会の照明やイルミネーションなど全ての照明を一斉消灯する。礼拝堂のキャンドルナイト
キャンドルの灯りがゆらゆらと揺れ違った空間今年のテーマは「元気と絆」12月1日から23日にはオーナメントで彩られた高さ2.5mのクリスマスツリーがガーデンに登場し「聖なるベル」に願いごとを書き、想いを込めて結びつけクリスマスムード満点のひとときを過ごすカップルおった。クリスマスイブの特別礼拝後には、願いが叶うよう牧師が祈りを捧げてくれるという。メリークリスマス
キャンドルのハートで記念撮影するカップルもいたクリスマスムードがより一層アップし、ドイツのクリスマスマーケットにちなんだ「北山ウエディングストリート クリスマスマーケット」が開催されるなど、大きな盛り上がりをみせる。また12月17日~12月25日イルミネーションのフォトコンテストもあり、こちらのページで募集している→TAKAMI BRIDAL Facebook、なお上位入賞者には素敵なプレゼントもあるという。クリスマスイルミネーションの中、キャンドルナイトの灯りが印象的
京都ノーザンチャーチ北山教会の十字架教会の持つ温かな雰囲気とイルミネーションの幻想的な世界を楽しんだ。(完)
<京都ノーザンチャーチ北山教会 >
場   所:京都市左京区 松ケ崎六ノ坪町5 電話:075-707-6266
点灯期間:2011年11月3日~12月25日
     ※ 期間中無休=挙式中は教会内立ち入り不可
時   間:17:00~23:00
料   金:無料
交   通:地下鉄烏丸線松ヶ崎駅からすぐ

2011年12月22日木曜日

北山ウエディングストリート・その1

毎年、北山ウエディングストリート・クリスマスイルミネーションイベントに多くの人が訪れるという松崎にある教会に初めて行った。北山ル・アンジェ教会の中庭
地下鉄烏丸線松ヶ崎駅前の教会にあるサンタさん北山ル・アンジェ教会と京都ノーザンチャーチ北山教会は地下鉄烏丸線松ヶ崎駅を下車、地上に上がった北山通の南北にある。薄暮のイルミネーションとサンタクロース
北山通のイルミネーション北山ウエディングストリートの名を持つ北山ル・アンジェ教会は、細やかな和の心が、全ての人の心に響くウエディングをかたちにし、やわらかな光に心温まる「天使」の名をもつ教会という。100万人のキャンドルナイト
キラキラ輝くシャンパンゴールドの優しい光「ル・アンジェ」の名のとおり、“天使”が見守る美しき礼拝堂を拝見した。
礼拝堂は中庭の2階で足の不自由な私には女性がエスコートしエレベータで案内してくれた。礼拝堂の中に入ると自然に祈る厳かな気分になった。礼拝堂の“天使”が見守るガス燈
20日と冬至の日はキャンドルナイト暖をガス燈で凌ぎ中庭にはキャンドルのサービスもある。12月20・22日には毎年恒例の「100万人のキャンドルナイト」で一つ願い事を祈るイベントを開催している。何はともあれ『健康が第一』を蝋燭に火を灯し祈った。教会の持つ温かな雰囲気とイルミネーションの光が美しく調合する
礼拝堂からみたキャンドル今年は「元気と絆」をテーマに、教会の持つ温かな雰囲気とイルミネーションの光が美しく調合する。冬の澄んだ空気がキラキラ輝くシャンパンゴールドの優しい光がクリスマスシーズンならではのロマンティック気分と幻想的な世界に満たされる。ふたりが結ばれる挙式で、瞬間に行う結婚証明書のサイン北山通のイルミネーション北山ウエディングストリートクリスマスイベントは、京都最大級のイルミネーション数を誇り、イルミネーション期間中に毎年25000人程度の人々が訪れる人気のスポットである。つづく・・・

<北山ル・アンジェ教会>
場   所:京都市左京区松ケ崎井出ケ海道町1-7
点灯期間:2011年11月3日~2011年12月25日
点灯時間:17:00~23:00
休 止 日:期間中無休※挙式中は教会内立ち入り不可
料   金:無料
交   通:地下鉄松ヶ崎駅からすぐ
問 合 せ: 075-706-7822

2011年12月21日水曜日

クリスマス・イルミネーション2011

つづく・・・師走に入ると街中のクリスマスムードが高まってイルミネーションでデコレートされた金銀の木々が眩しく光を感じる。京都府立植物園は、東は比叡山、西は鴨川の清流、北は北山連峰を背景とした景勝地にあって1924 (大正13) 年1月1日に開園した。花壇の前トナカイ
北山門広場の高さ約15mのトウカエデ、噴水が彩を添る
戦後の混乱を経て1946(昭和21)年から12年間の長い期間一時閉園したが、1961(昭和36)年再スタートを切って日本最初の代表的な公立植物園である。
総面積約24万㎡、収集栽培植物は約1万2000種もあり、広大な中央芝生地や梅・桜、バラ園、日本の森植物生態園などがある。
また自慢の一つとして1992(平成4)年4月にオープンした大観覧温室がある。観覧温室と鏡池に映ったイルミネーション
未来くん広場で観覧温室の外観は、池に浮かんだ金閣寺のイメージと北山連峰のシルエットを取り入れたデザインになっている。内部は回遊式で次々と景観が変わり、一巡すると熱帯の様々な植物がゾーンごとに植栽され観賞できる日本最大級の温室である。この時季は観覧温室夜間開園とクリスマス・イルミネーションが15日から24日までの10日間開催され京都府民や各地の方々が来場されている。温室前から
温室前で可愛いサンタクロース北山門広場の高さ約15mのトウカエデも光をまとった姿は凛々しく、照明の変る噴水が彩を添えた。園内は巨大なクリスマスツリーやトナカイの馬車、チューリップなど、キラキラ輝き光るファンタジーに感激、彩られたイルミネーションに、訪れたカップルや家族連れらは笑顔を魅せていた。園路には約10万球のLEDなどのイルミネーションで飾られ、照明を抑えた観覧温室内ではポインセチア展も開かれた。昼間とは違った趣で、幻想的な雰囲気の中で鮮やかな赤のボインセチアがクリスマスムードを高めていた。若いギャルはキラキラ輝くその中で・・・
正門側のハリモミのイルミネーションも、まさに本物のクリスマスツリー、暗闇に樹木がライトアップ・水墨画のような雰囲気をかもしだす冬の植物園である!
憩いの場、教養の場としてその姿を一新している京都府立植物園は四季を通じて様々な植物が楽しめる。特に植物園会館での京都ノートルダム女子大学によるハンドベルコンサートは、今年起きた東日本大震災の被災地を思う心情から戸惑ったが7曲選び追悼した。また氷の彫刻などの催しもある。ノートルダム女子大学によるハンドベルコンサート
水墨画のような雰囲気をかもしだす冬の植物園心温まる冬の京都府立植物園クリスマス・イルミネーションは24日まで、植物の観賞を通じて一般の方々にも愛され府民の憩いの場として公開している。(完)

2011年12月20日火曜日

第20回ポインセチア展

雄・雌しべの花は中心ある
京都府立植物園の第20回ポインセチア展
京都府立植物園では、クリスマスシーズンにあわせてポインセチア100品種1000鉢が、観覧温室特別展示室などに展示されている。
街中で見かけることの少ない古品種、エッケスポイントC-1、エリザベスエッケやプロフェッサー・ローリーピンクなど、新品種も展示する。
苞のカールしたウインターローズ色合いも赤色のほか、黄、白、紫、ピンクなど豊富でプリメーロ・ジングル、ジェスター・ジングルなどの斑入り等の種類もある。展示総数は約100品種約1000鉢で、植物園が開催するポインセチア展としては国内でも最大の展示品種数となる。プリンセチアと
ポインセチアはトウダイグサ科の常緑の低木樹でメキシコ原産の植物である。原産国とされるメキシコ合衆国では、「ノーチェ・ブエナ」と呼ばれ、メキシコでは “聖夜”という意味がありクリスマスの花と言えばポインセチアである。
名前の由来はアメリカ合衆国の初代メキシコ公使であったJ・R・ポインセット氏に因んで付けられ明治時代に上陸した。和名は「大酒飲みの赤い顔が伝説上の動物」である“猩々”に似ていることからショウジョウボク(猩々木)と名付けられたという。日本ではクリスマスの時期に飾られることが多い植物である。
ポインセチアは花びらは無く、赤い花びらのように見えるのは、赤や白、ピンクと色のついた部分は花ではなく、葉の変化したものである苞(ほう)という部分で、芽や蕾を包み込む苞葉と呼ばれ葉の一種で単に苞とも言う。葉の形の包葉が赤く染まるのが鑑賞の対象で、その赤さはキリストの血の色に例えられる。
日本でも宮崎県宮崎市堀切峠の沿道には5万本以上群生しており、赤と緑とそして海の青とのコントラストにはため息が出るほど圧巻されるというが行ってみたい・・・。
京都府立植物園では会期中、「観覧温室夜間開園&クリスマス・イルミネーション」(夜間開園時間 午後5:30から午後8:00まで(但し、入園は午後7:30まで)の催しで、夜間にも観覧温室を開室して昼間とはまた違った雰囲気でポインセチア展をお楽しみいただける。つづく・・・
<第20回ポインセチア展>
開催場所:京都府立植物園 観覧温室ジャングルゾーン及び特別展示室
開催期間:2011年12月2日(金)~24日(土)
開催時間:10:00~16:00(観覧温室入室は15:30まで)
観覧料金:大人200円、高校生150円、小中学生80円 
      ※別途入園料が必要/一般200円、高校生150円、中小生80円
問い合わせ:075-701-0141