2013年1月31日木曜日

滋賀・守山市 なぎさ公園 菜の花畑

守山市のなぎさ公園は琵琶湖大橋を渡り北へすぐのところで、早咲きの菜の花畑(寒咲花菜)と比良の山々の白い雪帽子が絵画を思わせるかのように広がっている。
早咲きの菜の花畑(寒咲花菜)と比良山の風景。早咲きの寒咲菜の花の黄色の鮮やかさと琵琶湖対岸には綿帽子を頂いた比良山系の山々がとっても素敵で、ぜひ一度は行って見たいと思っていた。今回、やっと念願が叶い10:00ごろに守山市のなぎさ公園・菜の花畑に着いた。
ぜひ一度は行って見たいと思っていたが今回、やっと念願が叶った。早咲きの菜の花(寒咲花菜)は少し遅かった!幸い山々も晴れ上がり天候は上々で風もなく遠くの景色は霞んで見えた、これがあの憧れた菜の花畑の風景、琵琶湖岸のなぎさ公園に約4千㎡の敷地に何万本の早咲きの菜の花があった。
霊峰・比良の山々。絵になる風景、菜の花畑と比良山。絶好の晴天日和で11:00ごろには春の陽気に誘われて人々がぐっと増え、冬山の比良山系の山々もモヤが澄み渡って、キレイな寒咲きの菜の花の景色を写真に納めていた。
琵琶湖大橋、対岸は大津市堅田。琵琶湖岸、エリ漁と比良の山々。早朝から多くの写真愛好家たちは比良山をバックに菜の花畑を撮影、シャッター音を響かせていた。
JR守山駅からバスに乗り、なぎさ公園まで行くつもりでいたけど、今回もHさんのご厚意で望みが叶い感謝感謝である。
守山市のなぎさ公園の一角に菜の花畑がある。琵琶湖遠方に近江富士(三上山)がみえる!つづく・・・草津市立水生植物園みずの森で昼食後、コハクチョウの写真展を見学した。

2013年1月30日水曜日

「風になってくださいⅡ」発刊

視覚障害者の松永信也さんが「風になってくださいⅡ」を発刊した。(写真は京都新聞から)京都府視覚障害者の松永信也さんが、日ごろから生活体験をまとめた「風になってくださいⅡ」を発刊した。 洛西NTに在住している視覚障害者の松永さんは、故郷・鹿児島県阿久根市出身で雄大な夕日がとても印象的なところであると話、小学生のころより「網膜色素変性症」になり、18歳のとき京都の大学に進み、元来、子どもが大好きで社会福祉学科に籍を置き勉学に励んだ。 京都の福祉学校に勤務した35,6歳のとき、目に異変が起き症状が進行、残念ながらあと数年で目は見えなくなると眼科医に診断され40歳のときから全盲なった。何不自由なく過ごしてきたのだが、その時のショックは計り知れないものだったと回顧する。
西京区京都エミナースの喫茶室で・・・大丸百貨店で視覚障害の啓発イベント「あい・らぶ・ふぇあ」で講演する松永さん。大丸百貨店で視覚障害の啓発イベント「あい・らぶ・ふぇあ」が毎年四日間行なわれ、第38回を迎え、ことしのテーマは目の見える方が見えない見えにくい人の「体験」を主にしている。
誰も「障がい者」になりたくはない、しかし、障がいは誰の身にも起りうる問題で決して他人事ではない!電車やバスの車中で感じた人の温かさや心使いなど本にまとめた。松永さんの著書に2004年に発刊した「風になってください(法蔵館1400円)」と「見えない世界で生きること(角川学芸出版1500円)」の2冊の本がある。今回、松永さんは白杖を使って一人で外出するときに電車やバスの車中で感じた温かさや心使いなど「風になってくださいⅡ(法蔵館1000円)」に綴り、目が見えない人も見える人も一緒に生きていく社会になってほしいと祈りを願い発刊したという。 誰も「障がい者」になりたくはない、しかし、障がいは誰の身にも起りうる問題で決して他人事ではない! 松永さんは白杖を使い、視力を奪われながらも明るくバスや電車を乗り継いで各方面の講演で多忙な毎日を送っている。

2013年1月27日日曜日

防火ふれあいコンサート

25日、京都駅前地下街のポルタで京都市消防による音楽隊が防火啓発のために行っているもので、偶然、通りがかりに見ることができた。
市消防による音楽隊が防火啓発のために行っているもので、偶然、通りがかりに見ることができた。始まる前の音合せを入念にする。駅前地下街ポルタ午後3時30分~午後4時10分ごろまで、昼下がりのひとときを、市民の皆さんに京都市消防音楽隊の音楽でくつろいでいただきながら、防火・防災についても学んでいただけるコンサートだった。
マーチ、ワシントン・ポストで始まった。京都市消防音楽隊は、若い方から壮年もいた![プログラム] (1)ワシントン・ポスト (2)ディズニーランドの一日 (ミッキー・マウス・マーチ~小さな世界~きみもとべるよ~) (3)アリス・コレクション (冬の稲妻~チャンピオン~遠くで汽笛を聞きながら~さらば青春の時) (4)復興応援ソングメドレー (栄光の架橋~Rising Sun~上を向いて歩こう) (5)川の流れのように (6)まつり
ペットの奏者。合間に、団員とお喋り!名称は京都市消防音楽隊で昭和30年12月に設立し、音楽を通じて防火・防災を呼び掛ける「市民の消防音楽隊」として結成され、「防火ふれあいコンサート」をはじめ、市内各地で行われる消防の行事に出場している。消防っぽい衣装(特にジャケット)で両胸は鳳凰?が刺繍していて、目立たないネクタイと白いパンツ姿だった。
ピブラスラップという打楽器。市内を火災ゼロになるように防火ふれあいコンサート。自分が気になったのは、「まつり」の演奏に使われた見たことも無い楽器?で、終了後その団員にお尋ねしてみた!楽器は“ピブラスラップ”というもので馬の頭蓋骨で作ったキューバのキハーダがもとになっているという。初めて見るものだった!!
まつりがヒナーレで熱中していたら消防士が現れた!好い音楽が生で聴け、少し遅くなったが気分爽快。パンフレットを見ると2月の防災ふれあいコンサートの予定は、地下街のポルタや山科パセオ・ダイゴロー西館やゼスト御池、キタオオジタウンの4ヶ所である、震災の復興はまだまだだが、音楽を耳にするとホッとし癒されるという。

2013年1月26日土曜日

北野天満宮・初天神

25日、上京区の北野天満宮は縁日の「初天神」があり、境内には数多くの露店が立ち並び賑わいをみせた。平安時代に学問の神様として活躍し、‘北野の天神さん’と親しまれていた「菅原道真公」をお祀りしている社である。
北野初天神で賑わいをみせる参拝者と露天商・・・。楼門の絵馬。菅公は「和魂漢才」の精神を以って学問に勤しまれ、幼少の頃より文才を表し、朝廷の官吏として活躍された。
二の鳥居にある「東向観音寺」のぜんざい無料接待に並ぶ。初天神とあって列は並んだ!一条天皇の令により初めて勅祭が執り行われ「北野天満宮天神」の神号を得て、天皇の行幸を初めてとし、代々皇室の御崇敬を受け、江戸時代には寺子屋など、学問の神様として、多くの学生たちや善男善女に親しまれている。
約2万坪の境内には50種約2,000本梅があり早咲きの梅は12月中句頃からつぼみがふくらみ始め、梅の名所としても知られ、菅公は「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな」とことのほか梅を愛でて詠まれた。
雪が舞う厳冬の最中、春を告げるかのように咲き始めた。寒空に一輪、また一輪と美しい花が健気にも咲き誇っていた。雪が舞う厳冬の最中、寒紅梅などが春を告げるかのように咲き始め、寒空に一輪、また一輪と美しい花が健気にも咲き誇っていた。
石灯籠とロウバイ、花は雪が降っても下に咲くという!渡邊の綱の燈籠(重要美術品)梅苑は例年2月初旬から公開され、紅梅・白梅・一重・八重等の順に咲き始め、2月中旬から3月初旬までが最も美しい時期となり楽しみだ。
燈籠と梅林、東門がみえる。小鳥をゲット、でも名前が不明・・・境内には菅公の使いとされる“撫牛(なでうし)”は二十数体あり奉納されている。この撫牛で頭をなでると賢くなり、もっぱら受験生たちに親しまれている。また信仰深い方には痛いところをなでるとご利益があるとされ参拝者たちからしきりに撫でられていた。

2013年1月22日火曜日

初弘法 東寺

日本一の高さを誇る五重塔(国宝57m)で有名な南区東寺で「初弘法」の縁日が開かれた。
日本一の高さを誇る五重塔(国宝57m)だが、テントに隠れて観えない!東寺を開いた真言宗の祖・弘法大師(空海)像。毎月21日、東寺境内で開催される恒例の「弘法市」、新年1月の弘法市は「初弘法」と言われ、普段よりいっそう賑わいが増した。
毎月21日の金堂の薬師如来は開く。秘仏・不動明王の前で護摩供養。東寺を開いた真言宗の祖・弘法大師(空海)の命日で、その威徳をしのび、境内に市が立つようになったと言われている。
21日、午前10時から報恩感謝する御影供(みえく)の法要が行われる。大師堂では御影供が営まれ、境内は初春らしい華やかさ、賑やかさを感じられ威勢の好い掛け声が飛び交い、さまざまな露店がところ狭しとビッシリと並んでいた。
節分が近い、鬼が売られていた!南大門・金堂にかけては骨董屋、古着屋、古道具類など、大師堂周辺では食べ物や生活用品のジャンル別になっていた。東大門には植木屋などさまざまな市が出ていた。
八島殿と五重塔幸い今日は寒冷えが無く過し易く、一日中居っても飽きずに見て回れる楽しい市であった。
会場:東寺(教王護国寺)
日時:2013/1/21(月) 8:00~16:00
住所:京都市南区九条1
交通:近鉄/JR京都駅から西へ徒歩15分
          近鉄「東寺」駅から西へ徒歩5分
          市バス「東寺東門」下車 すぐ
駐車場:なし TEL:075-691-3325 

2013年1月21日月曜日

伏見・城南宮 湯立神楽(ゆたてかぐら)

20日、伏見の城南宮で一年の無事を祈願する恒例の「湯立神楽」が執り行なわれた。湯立神楽は午後2時から、巫女が笹で煮えたぎる大釜の湯を振り散らすことによって邪気を祓い無病息災・願望成就を祈願する神事が営まれた。
城南宮で一年の無事を祈願する恒例の「湯立神楽」が執り行なわれた。お供え物をする当宮の神職たち。神事に使われる大釜は、江戸後期の銘で「文政六癸未二月」(1823)を持つもので、直径70cmもある。もくもくと湯煙を立てる大釜の湯を、笹の葉で勢いよく散らして邪気を払っていた。
拝殿には4人の巫女や雅楽よる舞の奉納「祓神楽」が行われた。湯立神楽は日本の伝統的な神楽の形式のひとつで、神社によってかなり違いがあるがいまも各地方で営まれている。城南宮の湯立神楽は大釜に湯を沸かし、米・酒・塩を入れ、豪快に笹でかき混ぜながら勢いよく湯をふりまく神事で、湯がかかると無病息災・願望成就のご利益があると言われている。
襷掛けの巫女が、儀式に則って「湯立神楽」を執り行った。柄杓(ひしゃく)で天の水を掬って大釜の湯に注ぎいれる所作をする。神事の儀式は、三部構成になっており、最初は神主が本殿に礼拝し、参拝者も何度も深々と礼拝した。拝殿には4人の巫女や雅楽よる舞の奉納「祓神楽」が行われた。その後、襷掛けの巫女が、儀式に則って「湯立神楽」を執り行った。
煮えたぎった大釜に塩を米を入れた。酒を入れる。「杓取(ししゃく)の儀」といって、柄杓で天の水を掬って大釜の湯に注ぎいれる所作をし、塩を撒いて釜を清め、沸き立つ湯に選米と神酒を入れる。次いで笛・太鼓の雅楽にあわせて神憑り(神霊が人に乗り移ること)のように御幣を手にして舞った。
神殿に向かい、巫女は御幣でぐるぐるかき回す!巫女が両手に笹の束を持ち、何回も笹の葉で勢いよく大釜の湯を散らした。 いよいよクライマックスで、巫女が両手に笹の束を持ち、何回も笹の葉で勢いよく大釜の湯を散らした。参拝者は頭をさげて白い湯気としぶきを浴びて新年の無事を願っていた。また湯にかからなかった参拝者は、大釜の湯煙を足腰や、肩、頭などに撫で付けたりしていた。
参拝者は頭をさげて白い湯気としぶきを浴びて新年の無事を願っていた。この湯滴を浴びると悪病退散、願望成就、無病息災で過ごすことができる。参列は自由で、特に関西地方の民間の神楽で湯による禊祓(みそぎはらえ)の儀式で、この湯滴を浴びると悪病退散、願望成就、無病息災で過ごすことができると古くから伝わる湯立神楽の伝統行事という。
参拝者は深々と頭をさげて白い湯気としぶきを浴びていた。最後に巫女は神殿の笹の葉で勢いよく大釜の湯を散らした。この福笹を家庭に持ち帰れば幸運に恵まれ、「方災難除守」・「招福・無病息災」と記した短冊を結んで参拝客「福笹(有料)」に授与された。
この福笹を家庭に持ち帰れば幸運に恵まれ、「方災難除守」・「招福・無病息災」巫女たちは社務所で福笹を授与した。古くから新築・増改築、転宅など方角にまつわる災いを祓い除き、安心を与えてくださる神として昔から崇められている。伏見・城南宮の湯立神楽は1979(昭和54)年に再開したもので、2010年以来三年ぶりとなった。
<城南宮・湯立神楽>
場所:城南宮 本殿前 電話:075-623-0846
時間:午後2:00~
料金:拝観・無料
交通:地下鉄・近鉄「竹田」駅下車、徒歩約15分
    市バス「城南宮東口」下車
駐車場:無料