京阪本線、新「淀駅」に降り立ったが、土日、京都競馬場は多くの競馬フアンを集めている。2011年に淀駅は高架化し駅周辺の工事が進んでいる。昨日(14日)撮った写真の焦点が合わず連日きた。淀水路に河津桜を植樹する試みも10年になったという。
淀城跡公園と稲葉神社、與杼(よど)神社は次回に更新するとして、淀駅から終点、左京区の出町柳駅まで乗車し、すぐ長徳寺門前へ出かけた。
出町柳といえば高野川沿いのしだれ柳がすぐ思い出されるが、長徳寺の門前にある早咲きの「オカメ桜」が満開になっている。門前で行き交う人々は見事に咲き誇るオカメ桜の紅紫色の小さな花に足を止め、しばし見上げている。
かわいらしい小さな花弁は、小輪でびっしりと密集し、オカメ桜は一つ一つ下向きに咲いている。
見上げるとどの花もこちらを向いている感じがする、桜の花は淡紅紫色で濃くボリュームがたっぷりあった。
門前にはカメラを構えた方が4,5人おって、さかんにオカメ桜をカメラで撮影していた。
オカメ桜は、イギリスの桜研究家イングラムが1947年(昭和22)に寒波桜と豆桜を交配して作り出したという。
花は艶やかな紅紫色で大きさはソメイヨシノより小さく下向きに咲いている。その桜の命名は日本の美女になぞらえて『オカメ桜』となった。バラ科の耐寒性落葉低木で開花時期は比較的早く、3月中旬から下旬だという。
まっすぐに垂れ下がった薄緑色の透けるような新芽、一雨ごとに柳の枝が伸びていく光景は近付いてみるよりも遠目で見た方がきれいに感じた。
長徳寺の山門の上、左大文字と満開のオカメ桜を観て至福のときを過ごした。徒歩で百万遍知恩寺へ向かった。つづく・・・
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