2018年2月28日水曜日

みやこめっせ 芸妓舞台

25日、勧業館のみやこめっせの京都伝統産業ふれあい館地下1階では14:00から芸妓さんのイベントが行われた。芸妓舞台は前列10名がスペシャルシート(1000円+シーショット写真)、二列目からは予約不要で座席も自由、観覧無料である。
本日の出演は先斗町歌舞会の屋方・山口さんの芸妓「もみ福」さんが招かれた。
芸妓「もみ福」さんは、濃い紫地で現われた。
午後2時から笛で曲名は「竹林(しの笛)」が演奏された。
舞妓さんから芸妓さんになるには「襟かえ」の儀式あり、20歳ぐらいになってからする。
着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟かえ』といわれるもので舞妓を卒業、芸妓さんになるという。
続いて2時半からは立方で、演目「京の四季」を披露し大きな拍手を戴いていた。
もみ福さんはインタビューで、三年前に芸妓になり、舞妓のように「花かんざし、京鹿の子絞り、だらりの帯」の装飾品の数々は無く、鬘(かつら)になって普段は街を洋装で過ごすといった。
今日のもみ福さんは濃い紫地のお召し物はしっとりと身に着いていた。なお(舞い時間は写真撮影は遠慮する事)各回 約15分間間隔で14:00からと14:30と15:00の3回に行われる。(2/25撮影)

2018年2月27日火曜日

立本寺 大国祷会 水行

24日、百日間、一日七回の水行と読経三昧の修行した大荒行を成満された僧をお招きし、立本寺(りゅうほんじ)は国家安泰・護国成就や無病息災・身体健全・家内安全を祈願する法要の大国祷会が行われた。
修法師三名による水行が12:00から行なわれた。
本堂から荒行僧が出て来られ、気合を入れるため法華経を唱えた。

荒行僧が水桶の樽の中の水を手桶に汲み、一斉に頭から水をかぶった。

水行の桶樽は三つ用意されたが、瞬く間に水は底を突いた!
手を合わせ、呪文を唱え気合を入れたが、寒さの日が続いている2月、風邪を引いてしまう。
境内の祭壇前では14:00頃からは、お火焚祭が行われ、米・塩や酒を注ぎ清めた後、火床に点火した。
不要になった古いお札やお守り、仏壇や位牌など、お火焚祭でご供養が行われた。
立本寺の荒行僧三名による水行と護摩木供養もあり、うどん・ソバの接待があり美味しく頂いた。(2/24撮影)

2018年2月26日月曜日

平野神社 魁桜 

23日、北区の平野神社は昔より「平野の夜桜」として名高く、手洗舎前にある枝垂れ桜、「魁桜(さきがけざくら)」が見ごろである。
平安期は貴族たちが様々な桜を長い期間愛でることを楽しんだといわれた。
庶民には江戸時代夜桜が許され、『平野の夜桜』は京都を代表する花見の名所となった。
その代表的な“しだれの魁桜(さきがけさくら)”は今も名高く、他の桜に先駆けて咲くことから「魁桜」と名付けられた。
枝垂れ桜。
神社は794(延暦13)年、平安遷都とともに奈良後宮より遷祀された。
ヤマザクラと魁桜(さきがけさくら)。
日本で唯一の皇太子御親祭社であって源氏平氏等の氏神でもあったという。
境内には魁桜、寝覚桜、胡蝶桜、嵐山桜、虎の尾桜、平野妹背(いもせ)桜、御衣黄桜、松月桜、手弱女桜、突羽根桜など約50種400本の桜が咲き競う。(3/23撮影)

北野天満宮 梅

通称「天神さん」で親しまれている北野天満宮は、明日梅花祭が営まれ、紅白の梅が咲き乱れる境内では、上七軒の芸舞妓がもてなす野点の茶席の準備だった。
毎年2月25日は、北野天満宮では菅原道真公の命日で「梅花祭」が行われいる。
紅白の梅もほころんで絶好の日和になり参拝者も梅の花を愛でていた。
一重の紅白梅。
境内では梅の花をカメラで写真撮影してる人々が多数いた。
明日25日は、大勢の参拝者、観光客が来るだろう。
北野さんとも呼ばれ、毎月25日には縁日が開かれ多くの参拝者や観光客などで賑わっている。(2/24撮影)