2014年8月30日土曜日

ホテイアオイ 奈良・本薬師寺跡

橿原市にある国の特別史跡「本薬師寺跡(もとやくしじあと)」に、珍しい「ホテイアオイ」の名所として知られている。いつもお世話になっているU氏のお誘いで近鉄橿原線・畝傍御陵前(うねびごりょうまえ)9:00前に下車、徒歩15分のところにある休耕田1.4haに1万4千株のホテイアオイが植栽されている場所にいった。
国の特別史跡「本薬師寺跡(もとやくしじあと)」。橿原市畝傍の藤原京にあった薬師寺跡だが、藤原京から平城京に遷都されるときにこの地より建物が移され現在は礎石と土壇を残すのみとなったという。
初めて行ったがホテイアオイの花が咲き乱れていて圧倒した。
休耕田1.4haに1万4千株のホテイアオイが植栽されている。初めて行ったが思った以上に広い範囲にホテイアオイの花が咲き乱れていて圧倒した。
大和三山の一つ畝傍山(うねびやま)とホテイアオイの花。
薬師寺跡から見たホテイアオイ。数年前から休耕田を利用して近くの畝傍北小学校の子供たちが近くの農家の人達をいっしょにホテイアオイが植栽、「正式には(ホテイアオイ定植農園)」年々その人気も高まっているという。
やっと天気がよくなってきたので水に映る美しいホテイアオイを撮影した。
ホテイアオイは亜熱帯アメリカ原産の水草。ホテイアオイは亜熱帯アメリカ原産の水草で、茎の根元が膨らみそれを浮き袋として休耕田にぷかぷかと浮かんでいる。
その姿が‘七福神の布袋さん’に似ていることからこの名前の由来となったという。
観察すると花ビラの上のひとつが濃い紫で、その真ん中が黄色になっている。
期間が長く10月中旬まで楽しめるという。ある程度の気温と日光さえあれば意外と咲きほこる期間が長く10月中旬まで楽しめるという。
ホテイアオイの花は朝咲いて、夜にはしぼんでしまうことがあり、うまくタイミングが合えばびっしりと咲く花で埋め尽くされそれは見事、青いホテイアオイが花を咲かせている光景は、なかなかの迫力だった。
黄色いヒレタゴボウとホテイアオイ。
ホテイアオイの葉に乗っているツチカエル。ホテイアオイの花を観察すると花ビラの上のひとつが濃い紫で、その真ん中が黄色になっていて美しく妖艶で、ついぼっ~と見惚れてしまう。
小さなシジミチョウ?
ホテイアオイとイトトンボ。ホテイアオイの咲き具合は、西側がほぼ満開で一方東側にある本薬師寺跡は4,5分咲きだったが毎年天候で変わるという!
茎の根元が膨らみ、浮き袋として池にぷかぷかと浮かんでいる。稲穂とホテイアオイ、長閑な風景。この日も大勢の方がホテイアオイを見に来ていたがヒガンバナの咲く頃まで益々増えるだろう。
大和三山の一つ畝傍山(うねびやま)とホテイアオイの花。
ホテイアオイの花、他では見ることが出来ない想像以上のスケールだった。 大和三山の一つ畝傍山(うねびやま)とホテイアオイの花、他では見ることが出来ない想像以上のスケールだった。(8/29撮影)
<ホテイアオイ 本薬師寺跡>
     ※本薬師寺跡のホテイアオイの見頃は「8月中旬~10月初旬」
住 所:奈良県橿原市城殿町
電 話:0744-22-4001(橿原市商工観光課)
時 間:見学自由
駐車場:無料(10数台分あり)
交 通:近鉄橿原線畝傍御陵前駅から徒歩15分

2014年8月29日金曜日

小畑川の小鳥たち 洛西NT

昨日(28日)雨も上がった午後、暑さも急激に和らぎツクツクボウシの鳴き声も聞こえるころ、洛西ニュータウンの中心部を流れる小畑川辺りで野花と野鳥に出会えた。
小畑川と多数の白い花をつけるセンニンソウ。
小畑川河川敷公園の両脇を散歩する方々が多い。洛西ニュータウンは、西山の山々と大原野・大枝に自然を多く残した緑豊かな住み良い環境を備えたところである。
一羽のカモが遊泳していた!小畑川河川敷公園は、春夏秋冬ニュータウン住居者にとって格好の安らぎを得る公園となっている。
なんとも可愛い仕種をしてリラックスしていた。
今がシャッターチャンス・・・。小畑川河川敷には、その他たくさんの小鳥が囀りカモが遊泳していた。
あっ、今どきメジロ、でもジッとしてくれない!木の葉陰に動きの激しい小鳥たちがいるが、真ん丸い目のメジロだった!
一際、大きな野鳥(ハトくらいかもがいた・・・)がいた。シロサギも獲物を狙って川辺をあるていた。
ツユクサ。
ノウゼンカズラ?濃紺の小さなツユクサの花とノウゼンカズラ?の野生化しなもので花径は小さく、筒は長い。
キタキチョウ(北黄蝶)。
ハグロトンボ。翅の表側は、黄色で黒い縁が見えるキタキチョウ(北黄蝶)、黒いはねをはためかせて飛ぶハグロトンボがたくさんいた。
夏も終わり冬毛が生え出したカワセミ?
洛西NT小畑川河川敷公園にはカワセミが棲んでいる。やっと会えたカワセミ、洛西NT小畑川河川敷公園には小魚を獲っているきれいなカワセミが棲んでいる!
木の枝で小魚を狙っているカワセミ。コンデジカメラのため、カワセミが少し遠くて読者の皆様には申し訳けない限りである!
僅かな時間であったがカワセミやキタキチョウ、それに飛び上がるカモやメジロも会えた。(8/28撮影)

2014年8月28日木曜日

酔芙蓉 真如堂

真如堂は神楽岡通りに面し、朱塗りの総門が建っていて静かな佇まいを保っている。広々とした境内は国宝仏像・経典など数多くの文化財があり、三重塔 、書院・元三大師堂や薬師堂などがある。
老木のサルスベリの木。
塔頭・理正院のサルスベリ。本堂の本尊・阿弥陀如来は、女人を救う仏で“うなずきの弥陀”という愛称で親しまれていて毎年11月15日に開扉される。
本坊前の酔芙蓉。ムクゲの花を観てから塔頭・理正院にいって白いサルスベリの花を見た。石畳の緩やかな参道を上って行くと右手に老木のサルスベリがあり美しく咲いていた。
真如山荘前の酔芙蓉。本堂前は何やら工事で足場組をしているで、お参りをしてから真如堂本坊前に行って酔芙蓉をみた。
儚い一日花。
酔芙蓉の花は八重咲きで、朝は純白、午後は淡い桃色に変化して夕方から夜半にかけて紅色になってくる。
かすかに桃色に色付いた。酒に酔って頬を染める楊貴妃の美しさにたとえて、だんだんと赤みを帯びるのに似て酔芙蓉の名が付いたと言うが、まさにその通りの感じたった。
蕾が大きく膨らんで花を開く。
ムクゲと芙蓉は同じ仲間で、葉にギザギザがあるのがムクゲで、じっくりと比べてみると、また別の趣があることがわかった。

真如山荘前に白いハスの花が咲いていた。


オオケタデ(オオベニタデ)?チョウが止まっていた!
真如山荘前のハスの花。真如堂と金戒光明寺はよくお参りする寺の一つだが金戒光明寺は次回にしょう。(8/26撮影)