2011年10月29日土曜日

京都府立植物園 バラ園

つづく・・・地下鉄北山駅から北山門を潜り、切符売り場の係員に植物園のガイドブックをいただいた。プリンセスドゥモナコ1982仏国
京都府立植物園は1924(大正13)年に開園したが1946(昭和21)年から一時閉園した。
1961(昭和61)年再開園された総面積約240,000㎡、植物約12,000種類・約12万本ある。四季折々の草木が花を咲かせている。
バラ園が目的なので係員に尋ねると噴水の方向に真っ直ぐ行けば良いと教わった。植物園のバラ園は数年に何回か訪れているがこの方向なら近い!噴水のコスモス群を見て、あまりに美しく咲いているコスモスの花を写真に収めることにした
係員は言っていたが秋は春ほど“バラの花”は少ないという。竹笹園や芍薬園を通ってフウの大木、紅葉が待ち焦がれる。紫陽花園に出てバラ園である。コンラッドヘンケル1984ドイツ
バラの花は美しい、真紅や白色、黄色など色とりどりの種類があり眼移りする。それと少し遅かった気がした。ファストプライズ1970米国
そこへご婦人が空の車イスを押しながらご主人をサポートする姿と出くわせた!まだ旦那さんは見えず奥さんとお話した。ピース1942仏国
奥さんは6年前にご主人が倒れ脳梗塞で右半身マヒになり少し言語が不自由だと話し、車イスは植物園から拝借したもので旦那さんが歩き疲れた休憩のためといった。
雲一つ無い快晴なので、家で出不精になるよりも秋のバラの花を観に植物園に来たと老夫婦はいった。やっと遅れてご主人が奥さんのところへ着いた。
お話を聞いて奥さんの叱咤激励が我がことのようにおもった。フリュイテ
ウララ障害者になったいま、ネガティブに考えず授かった運命、積極的な生き方をした方がよく元気に散歩していた。行きずりの老夫婦だが発症年数は違えども私も似たような同じ境遇である。
伊豆の踊り子2001仏国また、思わずバラ園の花を観て近くに居った方に声を掛けたが、その女性もお一人で「綺麗ですね・・・お天気が良いのできました」という。
植物園のバラの花や自然を愛でて散歩がすることが効果的で、花の美しさに見惚れ疲れも癒された。
<京都府立植物園>
場所:京都市左京区下鴨半木町 電話:075-701-0141
開園時間:午前9:00~午後5:00(入園は午後4:00まで)
温室観覧時間:午前:10:00~午後4:00(入室午後3:30まで)
休園日:12月28日~1月4日
入園料:大人200円 温室観覧料:大人:200円
障害者:手帳提示無料・60歳以上の方無料(要公的証明提示)
交通:地下鉄北山駅下車3番出口直ぐ

2011年10月28日金曜日

秋晴れの植物園 コスモス

2日ほど穏やかな快晴の日がつづいた。洛西の某病院グループの送迎巡回バスが午前9時にはバス停に来るためいつもそれを利用している。オーソドックなコスモスの花
脳内出血を患い、ことし9月12日で15年目をむかえたが、そう云えば発症したころは、ずいぶん若かった。以来、病院にはお世話になっている。しかし今年、5月23日まさか骨折という非常事態で同病院に緊急入院をすることになった。医学用語で「左橈骨遠位端骨折」、左手首の付け根を骨折することになってしまった。やさしいクリーム色なコスモス
右半身マヒで右手が使用不能になり、いわば私にとっては左手は大事な要であった。三ヶ月も過ぎると左手のリハも終了になったが、現状維持を保つため右手のリハを少しでも治るためOT療法士とともに主治医にお願いし、リハを受けている。
10時半ごろ病院を出て帰りは市バス停まで歩くが雲一つ無い快晴の空で清々しい秋晴れである。バスと地下鉄を乗り継いで南北線北山駅の植物園に到着した。
植物園ガイドマップをいただき、園内に入場した。出迎えてくれるのはコスモスの花たちで青空をバックに今を盛りと咲いていた。噴水の周りのコスモス群
コスモスの種類私は、姫路のバラ園が見ごろだとTVで言うので、近場の植物園へバラの花を見たくてやって来た。バラの花を写真で公開して観たくおもった。つづく・・・

2011年10月27日木曜日

亀岡祭 山鉾巡行

旅籠町で巡行に先立ち、くじ改めの儀式
亀岡祭は別名“丹波の祇園祭”とも呼ばれている亀岡祭は鍬山(くわやま)神社礼祭として伝統と文化を伝える祭で、別名“丹波の祇園祭”とも呼ばれている。翁山、特徴は145cmの大きな車輪
稲荷山、江戸時代からの渋染半纏装束着用亀岡祭の起源は、室町時代にさかのぼるといわれ、大堰川の氾濫による水害などの災害封じを祈願するために始まった。鉦を叩く少年たち
本町の三輪山は三ッ鳥居が神門1573年~1592(天正年間)年の明智光秀の丹波攻略など戦国時代の混乱の中で一時衰えたが、江戸時代、歴代藩主の保護を受け徐々に復興をとげた。この鉾は過去、大津祭の三輪車や京都祇園祭の蟷螂山町の旧材などを用いられた
釣竿手に浦島太郎を神体とする江戸時代中ごろになると、それまで舁(か)き山(物を肩にのせて運ぶ)であった山鉾が、現在のように曳山になっていったという。自慢の見送りはオランダ人を描いた綴織
恵比寿像を神体とする山約三百年前にそれぞれの鉾町が工夫し、競い合ってつくり上げた各々の鉾は、鉾町の町衆が浄財を持ち寄ってつくりあげたもので、各山鉾町の町衆たちの手により今日まで受け継がれている。鉾からちまきも投げられた
八幡山は丹波開拓の神25日、山鉾巡行当日、11基の鉾が巡行集結した。旅籠町でくじ改めの儀式をし亀岡市長が奉行役に扮し、くじの順番どおりに山鉾が来たことを確認する。懸装品はすべて町衆の手作り
羽衣山は130年ぶりに平成14年に復元した旅籠町の通りは狭いが市民、観光客・観衆はくじ改めの儀式を見守った。町衆の結束の強さをものがたる
舁(かき)山だったが10年間の長い間町衆が倹約して改装に尽くした美しい染織品で飾られた山鉾から奏でるお囃子が城下町に鳴り響き、旧町内を練り歩いた。11基の鉾が本祭山鉾巡行のクライマックスを迎え賑やかな鉦・太鼓の囃子がより一層祭を盛り上げた。子供たちから老人までが行う楽しい伝統の祭である
縁結び夫婦和合の象徴、尉と姥なお23日は宵々山、24日は宵宮で各鉾町にて催があり期間中、鉾町はお囃子の音とともに祭ムードに包まれる。
'丹波の開拓神、鍬山大明神を神体とする亀岡祭が済むと丹波路は木枯しを迎え初冬をむかえる。
<亀岡祭>
会場:亀岡市旧町内
日時:2011/10/23(日)~10/25(火) 
   ※10/25の巡行の時間は10:00~12:00頃
交通:JR「亀岡駅」より南へ徒歩10分
料金:見学無料
問合せ先:JR亀岡駅観光案内所 0771-22-0691