2018年5月31日木曜日

祇園東 富津愈さんが襟かえ

28日は祗園甲部のお店出しの後、祇園東の置屋「富菊」さんで、衿替えがあった。今日の主役、富津愈さんは豪華な「黒紋付き」を着付けてもらい、男衆さんと共にお茶屋さんに挨拶廻りをした。
祇園東の置屋 富菊さん、芸妓の富津愈さん。
甲部のお店出しから14時頃移動し、午後から雨の予想は外れで幸いだった!
置屋「富菊」さんの前で富津愈さんは写真愛好家にポーズをとった。
京美人の富津愈さん。
舞妓写真愛好家は6,70人~富津愈さんの人気はすごい・・・。
お茶屋組合前から岡とみさんに挨拶にいった。
叶家さんの狭い通りで笑顔の耐えない富津愈さんは京都太秦の出身だという。
裏路地からお茶屋「まん」で記念撮影をした。
島田などの鬘(まげ)を被り、化粧も大人っぽくなり着物も肩に柄の無い落ち着いたものに変わるという。
八丈から繁の家へ・・・
五花街の中で唯一祇園東は秋のみの公演(祇園をどり)、名称の祇園東は東大路、四条通り、花見小路、新橋通りで囲まれた区域という。
四条縄手通南側にもあいさつにいった。
男衆さんと一緒にご贔屓筋に回り「今後ともおたのもうします」と挨拶、富津愈さん、有難うございました。(5/28撮影)

祇園甲部お店だし 美羽子ちゃん

28日、祇園甲部の置屋・西村さんで「お店だし」があり行ったが祗園東でも衿替えあり、正午ごろから、男衆さんの手引きで「美羽子」ちゃんが正装の黒紋付と扇子を持ち現われた。
舞妓さんデビューするのは美羽子ちゃん、満面笑顔であった。
西村さんはこの前(16日)にお店だしをして今日、大安吉日の日にお店出しをするのは美帆子さんの妹の「美羽子」ちゃんという。
男衆さんと共に美羽子ちゃんは隣りの一力亭にあいさつ向かった。
花見小路通りを会釈して・・・。
西村さんの美羽子ちゃんは、笑顔一杯だった。
格式の高いお茶屋・富美代さんで美羽子ちゃんは「おかぁ~さん、どうぞよろしゅ、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。
男衆さんと縄手通りを上って大和橋、そして白川巽橋、ポックリの音も軽やかに、ご贔屓筋に廻って挨拶をした。
四条花見小路の交差点は赤信号…カメラフアンのギャラリーたちシャッターを押した!
正装の黒紋付と扇子を持ち、美羽子ちゃんは「一力亭茶屋」に入った。
一力亭から廣島家であいさつした。
花街の知識、言葉、基礎的な舞を習得し、お師匠さんに認められて、やっと舞妓になれるという。
美羽子ちゃんの髪型は「われしのぶ」で、襟(えり)の色は赤紅、紅は下唇だけにさした。
正式に儀式することで『舞妓さんデビュー』は、芸舞妓の所属するプロダクションの様なものである。
置屋・西村さんの美羽子ちゃん、これから5、6年芸妓技芸の向上を誓ってあいさつした。
祗園甲部・西村さんの美羽子ちゃんのお店だしがあった。
花見小路は歩行者天国?の異人やカメラマンたちの一団で、嫌が上にも熱が上がって混雑になった。(5/28撮影)