2013年3月26日火曜日

魁桜 平野神社

つづく・・・北区の平野神社は昔より「平野の夜桜」として名高く、境内には平野妹背(いもせ)桜や寝覚桜など50種400本の桜が咲き競うという。手洗い水舎前にある枝垂れ桜は毎年早く咲き、その名も「魁桜(さきがけざくら)」という。
平野神社は魁桜がほぼ満開であった。境内の門に垂れ下がる桜。西大路通りから参道に入ると小輪な白とピンクの「寒桜」の花が咲いて迎えてくれた。
小輪な白とピンクの「寒桜」。ピンクの「寒桜」の花。桜の開花が今年は早く屋台の電気工事が急ピッチでなされていた。その上で純白のサクラが咲いていた。
純白のサクラが咲いていた。彼岸枝垂れ桜。さらに進むとピンクの彼岸枝垂れ桜もあり、右にアーモンド(扁桃)のサクラともいえず、梅ともいえない小さな木があった。
アーモンド(扁桃)。いよいよ境内に到着、その代表的な“しだれの魁桜(さきがけさくら)”は今も名高く、他の桜に先駆けて咲くことから「魁桜」と名付けられた。サクラを好む参拝者や観光客は思い思いに記念写真を納めていた。
他の桜に先駆けて咲くことから「魁桜」と名付けられた。十月桜。右手には十月桜もあり、このサクラ季節は、もっとも華やぐ豪華の桜が観られることだろう。
雪山さくら。境内桜苑のなかには、祇園の円山公園にある枝垂れ桜“祇園御祖”一世は平野神社から移植したもので、いまもその面影を残している。
神社の神紋は桜で、平安時代より生命力を高める神様の象徴としている。祇園の円山公園にある枝垂れ桜“祇園御祖”一世は平野神社から移植したものである。ことしは例年より開花は早くなり次々と遅咲きの桜が花を咲かせ、「桜の名所」として楽しむことができる。神社の神紋は桜で、平安時代より生命力を高める神様の象徴としている。(完)

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