この催しは、市内山科区に在住する高谷 博氏が年一度、この時期に高谷博写真展「ちいさな仲間たち」と題して開催していて今年で9回目である。
写真展・ちいさな仲間たちは綺麗な花にやってくる「ちいさな昆虫（仲間）たち｣を写真撮影している。
その詩情豊かな世界を情緒的に表現したいと願っていつも撮り続けていると高谷氏は熱く語った。
高谷氏は「ロフストランドクラッチ（足に障害）」という歩行器を随時着用して比叡山ガーデンミュージアムや京都府立植物園、滋賀県草津水生植物公園などに出かけて「ちいさな昆虫」を撮影している。
左足に負担があるため三脚や望遠レンズの持ち運びなどはむりで、風景写真は不得意だが写真歴は30年になった。愛用のカメラはペンタックス･マクロ100mmを使用、ベルビア100Fのフィルム、グロッシー仕上げした写真の表面に“油絵の具の艶出し盛上げ済”を筆で塗る、写真と絵画を合体した方法である。
写真展の大きな楽しみは、丁寧に仕上げた作品を世に送り出すことである。特に今回は街中のお気に入りの店頭の場所を切り取った日本とは思えない作品は印象的だった。 
毎年この催しのご案内を戴いて6年が経過、感謝している、洛南身体障害者福祉会館で高谷氏ご夫婦は健康増進でスポーツ・教養などに取り組んでいる。
＜ちいさな仲間＞
日 時：5月16日(木)～21日(火)午前10:00→午後6:00
※期間は21日まで（最終日午後5:00終了）
ところ：ギャラリー＆喫茶 繭（まゆ）
ＴＥＬ：(075)351-2011
場 所：下京区仏光寺通烏丸東入一筋目路地上ル
※地下鉄6番出口、または3番出口。
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