2013年5月25日土曜日

トンボ池一般公開 京都御苑

御苑内の人工池「トンボ池」が今年は24日~26日に一般に公開されているので昨日(24日)行って来た。トンボ池は御苑内の南東部にあり、深さ50cmと浅く約15m四方の小さな池で1996年(平成8)から定期的に公開している。 池の水源は雨水と地下水で、水温は1年を通じほぼ一定だという。
目盛りがあるからモノサシトンボ。エノキの枝に卵を産みつけた「モリアオガエル」は梅雨時に孵化しオタマジャクシになって水に落ち蛙になる。この日9:00開門、トンボ池は市民に自然に親しんでもらうため、2時間半あまりの公開にたくさんの家族連れなどが訪れていた。
キショウブに付いたクロスジギンヤンマの抜け殻。昨年遅く生まれたモリアオガエル。各々の専門の先生方から池や森についての説明があった。御苑には古くから多くの植物や野鳥・昆虫・キノコやなどが自然の状態で存在している。
ホタル?と見た方がいうが・・・。小さなクモ、ピントが合っていなく申し訳ない!人との生活環境に近いところで、安定した生態系を持つ多様な動植物の生息空間(ビオトープ)として人口池が造られ環境省京都御苑が整備している。
エゴの花。エノキの小さな丸い実がたくさんなっていた。このトンボ池にも生き物が生息し卵塊した「モリアオガエル」の卵が二ヶ所あった。ぐわっぐわっ鳴くヒキガエルの傍でちぃ~ちぃと鳴き声を立てるモリアオガエル、昨年はトンボとチョウも飛んでいたがことしはいない!
キノコ先生は、土の中で昆虫(蝉)が寄生する菌(キノコ)で自然界に多数存在するといった。滋賀県で多く確認された猛毒キノコ「カエンダケ」。この頃急に初夏の陽気だが植物や野鳥、それに昆虫・キノコなどは自然の存在が適しているのだろうと思えた。
ここ京都御苑にもナラ枯れがみられる。またまた申し訳ない、蛾の仲間?池の葉陰で「モノサシトンボ」が羽を休めていた。 京都御苑内のトンボ池、春は3日間公開していて大勢の家族連れの方々が池の自然観察に来ていた。

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