華頂短期大学の脇を通って知恩院に向かう道は、「華頂通」と呼ばれている、得浄明院から近くにある松宿院(松風天満宮)は牡丹が綺麗に咲いていて、通り縋りの人たちは門の外から観ていた。
門の外から観ていると住職が現れて、ことしは牡丹の花が好くなく門を閉めている!
よかったら入って観て下さいと申してくれた。
駒札の説明によると「京都一怖い」と言われる珍しい狛犬もある。
松風天満宮(しょうふうてんまんぐう まつかぜてんまんぐう)は、正しくは、松宿院(しょうしゅくいん)という。
知恩院山内の塔頭寺院で、寛永の頃、知恩院が中興されたとき、知恩院第32世松風大僧正が平安時代の歌人 西行法師が感得した天神尊像を大伽藍に安置祈願された。
その後、この地に尊像を移し、「松風天満宮・松宿院」と呼ばれるようになった。以来、学分・技芸の向上、諸縁円満、家内繁栄、所願成就の社として人々より尊崇されている。
拝殿前には、黄色の陶器の阿吽の狛犬が鎮座している。この狛犬は、『京都狛犬巡り』小寺慶昭著に京都府下で一番、恐ろしい面構えと紹介されている。近くで見ると、耳が逆立ち、目をカッー見開き、怒迫力ある表情の2匹の狛犬が堂々と鎮座していた。
自分は牡丹の花を観賞に入ったが、黄色の陶器の狛犬が鎮座しているとは思いも由らなかった。
また松風天満宮は太田垣蓮月で知られる太田垣家の菩提寺でもあり、知恩院墓地にある。
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