2013年5月18日土曜日

シャクヤク園 京都府立植物園

北山のゲートを潜って入園すると竹笹園の左側にシャクヤク園がある。今、府立植物園ではシャクヤク園が見ごろを迎えている。
白のムーンライズの品種。(5/9撮影)鮮やかなレットグレイス(5/9撮影)その綺麗に咲いた見事なシャクヤクの花園を観て訪れた人々は誰からともなく感歎の声を上げていた。
蜂が飛んでくる烟脂紅(えんしこう)の花。西施粉(せいしふん)という品種。昔から女性の美しさを形容することばに『立てば菊薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』があるがぴったりである。
衛士の篝(えじのかがり)。うっすらとクリーム色がかった、信濃の月。スラリとした八頭身美人の背丈の高い花茎が、天空に向けて伸びている姿は美人を例えていえる。
純白のプレアリームーン。真紅のダイアナ。嬉し恥かし女心の複雑さを表現したシャクヤクの花言葉は「はにかみ」である。
コーラルNゴールドという種類。大花筏も美しい・・・。古くからシャクヤクの根は薬用とし、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用など希少価値の高い薬用植物として用いられてきた植物であった。
淡いピンクの「彩女の衣」「さつき」という品種。シャクヤクの花はボタンの花に非常によく似ていてボタンが咲き終わるのを待つようにして美しく咲き誇っている。
牡丹と瓜ふたつな、オリエンタルゴールド。潮騒(しおざい)という品種。ボタン科の多年草で高さ約60cm位で葉は複葉になり初夏、大形の紅色や白色等々のボタンに似た花を咲かせる。
淡い朱色のコーラルチャーム。フレーム。その独特の芳香と花は切り花や鉢植えとして植えられていた。 ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草に分類される。シャクヤクは、冬は草のために枯れてしまい休眠するという。
白楽天(はくらくてん)にも蜂が入っていた!茜雲(あかねぐも)。古くからシャクヤクの根は薬用とし、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用など漢方の生薬として利用度が高いという。
まさにその名も相応しい「華燭の典」。春の粧(よそおい)。中国東北部や朝鮮の原産で平安時代に渡来したといって観賞用にも栽培され、約3000以上の品種があるという。(5/9~15写真撮影)

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