緑豊かな自然に囲まれた洛西ニュータウン南西にある大蛇ヶ池にスイレンを見に出かけた。この「大蛇ヶ池」と名付けられた池は、大原野上里地域の田を潤すため1919(大正8)年に完成した用水池という。
西山は標高が低く貯水機能が十分ではなかったため、京都方面へ流れる水量が少なく、この地域の人たちは用水の確保に苦労していたそうである。
この池が1901(明治34)年、水利目的で築造されて以来、30数町歩(約10万坪)の田園で現在も米作りができている。
今は池を中心とした公園になり、スイレンやコウホネなどの花が咲き、水鳥やウグイスなど囀っている。特にカワセミがよく見られ、写真家も多く訪れる。
この公園は近くの方々の散歩の場や、近隣の保育園、区内の小学校の遠足の地となっている。
西山の眺めは、小塩山や善峯寺、ぽんぽん山方面まで開けており、大蛇ヶ池水面に映える景色を満喫した。大原野の里につづく・・・
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