2013年5月27日月曜日

田植え風景 洛西

つづく・・・大蛇ヶ池公園は私の住んでいる団地からは2,3分の距離で、公園を出て西竹の里本通の南西部の大原野郊外に向かった。 春は竹の子に恵まれ、秋は柿色に染まる山々、自然の豊かさが溢れる大原野の里で梅雨時、田植えが始まった。
目に鮮やかな真っ赤な花が咲く「金宝樹」が気になった!ブラシというより、その名も金宝樹の花。その時、目に鮮やかな真っ赤な花が咲く木が気になった!農家の人に尋ねるとキンポウジュ(金宝樹)といって、ブラシノキと教えてくれた。
洛西は新発見の宝庫!花の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持った木。昨年、奈良のコスモス寺で、美しい金宝樹をみた。別名、カリステモンはギリシャ語で「美しい雄しべ」という。オーストラリア原産で5~6月頃に開花し、赤の長い花糸が目立つ、花の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持つ木だった。洛西でブラシのように見える珍しい木に出会えた。府立植物園のカルミアの側にも金色のブラシノキもあり、数十種が観賞用に栽培されているという。
昔、牛・馬でしていたがトラクタで代掻きをしていた。育苗箱の底の小さな穴から這い出る「苗取りボード」。洛西ニュータウンの西南部の郊外は田畑の広がる長閑な風景であり、農家の方々がトラクタを使って代掻きをしていた。
代掻きは田んぼに水を張って掻き混ぜる作業で、昔は、牛や馬に馬鍬(マンガ)を引かせて行っていたがトラクタになった。
苗代田で育てた稲の苗を田んぼに移植した。一方、田植えをする方もおり、苗代田で育てた稲の苗を田んぼに移植し、田植機用の器械を田んぼに入れていた。農家の方に広さを聞くと約600坪(2反)もあって、昔は一日掛かったというが今では一時間で済むといった。
その代り、手間が省けた分、器械代コストが高く米代も上がらないと嘆いていた。
どのようにして、田んぼから上げるのか!そよ風に吹かれてさらさらと、気持ち良さそうに揺れていた。しばらく見ていたが田植え機の器械が肥料を入れ苗が15~18cm間隔で、一カ所に苗3~4本を植え、1株と規則正しく植え付けられていった。植え付けられた早苗が、そよ風に吹かれてさらさらと、気持ち良さそうに揺れていた。
隣の畑でみたが名は不明・・・。自然を多くの残した緑豊かな住み良い環境を備えた洛西大原野である。(完)(5/26写真撮影)

2反弱ある田んぼ、わずか1時間くらいで終了した!

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