2013年4月13日土曜日

西陣 雨宝院の桜

桜吹雪がハラハラと舞い散る中、雨宝院(うほういん)は今出川通智恵光院を北西へ入った西陣の中央に位置し本隆寺土塀の北側にある。
本堂前の紅しだれ桜が美しい~。桜吹雪がハラハラと舞い散った。古くから西陣聖天宮(にしじんしょうてんぐう)と呼ばれ、地域の人たちからは“西陣の聖天さん”と親しまれている。
千手観世音菩薩と観音桜。観音堂前の歓喜桜。真言宗の寺院で北向山(ほっこうさん)と号し、821(弘仁12)年、弘法大師が嵯峨天皇の御病平癒を祈願するために、本堂の本尊「聖天(大聖歓喜天)像」を安置し
たのが始まりと伝えられる。
淡緑色の桜の花を咲かす「御衣黄(ぎょいこう)桜」。手水舎前にある松月桜も見事に咲き「感歎」の声をあげる。。山門は南側に“大聖歓喜天”の提灯が下がり、西側には弘法大師の提灯が飾って、境内は さして広くないが椿の花や淡緑色の桜の花を咲かす「御衣黄(ぎょいこう)桜」の咲くころには大勢の市民、観光客、写真マニアが訪れている。
大輪の花を咲かす「あけぼの(曙)」は椿の筆頭角。大師堂前の乙女椿。雨宝院は西側にある椿の曙や蝦夷錦、ふ入り侘助、大山椿、乙女椿や五色八重椿など手入れも万全で咲き誇っていた。
小さな石像と桜と・・・絵も云われぬ美しさに絶句し感動した!春の紅しだれ桜が咲き、順々に本堂・観音堂前の歓喜桜や観音桜・松月桜が美しく咲き乱れる。歓喜桜は御室の八重桜と同種で根元から桜の花が咲くという。
しだれのピンクはほんのりとはんなりと・・・美しい光景に至福のときを感じる!!雨宝院は、いま本堂前にある紅しだれや観音桜や歓喜桜、松月桜がとても美しく、淡緑色の花を咲かす遅咲きの御衣黄桜が満開になっていた。
上空を見上げればピンクの桜が降る!後姿のメジロちゃん、アマイ蜜を吸っていた。小さなお寺にギッシリの桜の花、訪れた誰もが息を呑む桜の光景でまるで桜花の傘の下にいるような感じがした。
小さなお寺にギッシリの桜の花、訪れた誰もが息を呑む桜の光景でまるで桜花の傘の下にいるような感じがした。南山門にある観音桜と御衣黄桜。雨宝院はお庭の隅々まできれいに整えられ、桜の季節、一度は訪ねて見たいところである。 四季折々の草花が咲いているが特にツバキと桜が有名である。 (4/9写真撮影)
<西陣 雨宝院>
住 所:京都市上京区智恵光院通上立売西入上る聖天町9-3 
電 話:075-441-8678
拝 観:境内自由(仏像拝観は事前連絡の事)
交 通:地下鉄今出川駅から徒歩約20分   
      市バス 今出川浄福寺バス停より徒歩約8分


0 件のコメント: