日本新薬の製品の原料植物は山科植物資料館に栽培・展示している。
昭和初期の1934(昭和9)年にミブヨモギによって苦難の末、サントニンの成分を抽出し国産化に成功、従業員100名たらずの企業であったという。
社会年表や沿革を紹介する「日本新薬のあゆみ」、歴代のパッケージ、広告ポスターを紹介する「日本新薬物語」、サントニン国産化事業とミブヨモギ栽培事業を紹介する「サントニン物語・植物ギャラリー」の3つの部屋で構成にされている。
園内の敷地面積約は、約2400坪で世界各地から収集した約3000種の薬用・有用植物が栽培・展示されている。山科植物資料館の農場にはミブヨモギはもちろん、ハーブ、薬草・香辛料などが栽培・展示していた。(完)
<山科植物資料館>
住所:京都市山科区大宅坂ノ辻町39
開館:9:00~17:00(平日のみ)
交通:地下鉄東西線「椥辻(なぎ)」下車 徒歩7分
お問合せ:075-581-0419
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