2013年4月27日土曜日

西院春日神社の六尺藤

右京区の西院にある春日神社に「六尺藤」と「恩賜之藤」を観に行ったが花は7,8分咲きになっていた。太古から交通安全・病気平癒の大神として信仰されている。
西院にある春日神社に「六尺藤」と「恩賜之藤」を観に行ったが花は7,8分咲きになっていた。屋根よりた~かいーこいのぼり~♪・♪・♪奈良春日大社よりご分霊を迎え、千百年余の歴史を有し、病気平癒・厄除・交通旅行安全の守り神として崇められた由緒ある神社である。
御所から贈られた「恩賜之藤」。春日神社の社務所前の六尺藤。平安初期の823年(弘仁14)から833年(天長10)の間、第53代・淳和天皇(じゅんなてんのう)は平安宮に在位をなし、別名西院天皇といわれた。
西参道の白い藤。五月節句で武者人形が飾ってあった。この付近の地名である西院の春日神社は、淳和天皇が退位に伴もない淳和院離宮(別名・西院天皇)へ居を移すに際し、その守護社として創建された。
若い藤の子も成長していた!直ぐ傍に幼稚園があり鯉のぼりと藤。紋章には淳和天皇が好きだった藤の花が使われ、社務所の横には“六尺藤”の藤棚があり4月下旬からフジの花の見ごろを迎える。
西鳥居の藤棚の藤の花。西参道の駐車場の白藤。境内の西側には還来(もどろき)神社があり、わらじを奉納して旅行安全の神としても知られ、梛(なぎ)石は、旅行前の者が撫でて還来成就祈願の祈願をすることから「撫(なで)石」とも呼ばれていて祈願する習慣が今に伝わる。
還来(もどろき)神社があり、わらじを奉納して旅行安全を祈る。第53代・淳和天皇は西院天皇とも言われた。西京区大原野南春日町にある小塩山に第53代・淳和天皇陵墓がある。江戸時代初期から受け継がれている春日神社は、春ゴールデンウィーク29日は藤花祭と秋祭り(毎年10月第2日曜日)が盛大に行われている。 (3/25写真撮影)
<西院春日神社の藤>
住所:京都市右京区西院春日町61 電話:075-312-0474
境内:無料
参拝:9:00~17:00
交通:阪急西院駅/嵐電西院駅より徒歩約3分     
     市バス西大路四条停留所より徒歩約3分

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