2013年4月3日水曜日

京都 仙洞御所・大宮御所の桜

昨日(2日)、午前11:00からの「仙洞御所・大宮御所」の参観に行った。生憎、御苑に着いてからポツリと雨が降ってくるが傘を差さなくても何とか大丈夫であった。 早いもので半年振りで4月桜の花の咲くころに仙洞御所を訪れた。
北池の好きな風景・・・。椿咲く春の御苑に参観に行った。仙洞御所は、皇位を退かれた天皇(上皇、院)の御所で、1630(寛永7)年、江戸時代初期に後水尾上皇(ごみずのおじょうこう)が造営された。 再三の火災で焼失、その度に再建されたが1854(嘉永7)年の大火後は再建されず、仙洞御所は二つの茶室が残り庭園(小掘遠州作)となっている。
土橋を渡る47名の参観者。桜ともみじ橋、風情がある。  “大宮御所” は、皇太后の女院(にょいん)御所で、後水尾天皇の中宮であった東福門院「(徳川和子)秀忠と江の五女」が造営されたのがはじまりで、これまた火災で焼失したため、1867(慶応3)年、女院御所の跡に英照(えいしょう)皇太后(孝明(こうめい)天皇の皇后)が大宮御所を造営された。
八つ橋と桜。南池ときれいな山桜。玄関の大宮御所の“御車寄(おくるまよせ)”で説明を聞き、御常(おつね)御殿南庭に入った。南庭は“松竹梅の庭”と云われている。 広大な庭園に出ると北池と南池の二つに分けられ、境界は紅葉谷の掘割で分けられている。 北池は女院御所の庭、南池は仙洞御所の庭であったが今は一体感があり東山を望む借景となっている。
茶室の“醒花亭(せいかてい)”と桜。醒花亭の北面の紅しだれ桜。北池の周り、阿古瀬淵(あこせがふち)の六枚橋を渡ると平安時代の歌人紀貫之の邸宅があったとされている。向かいには社あったとされ椿が咲いていた。北池を右側にみて土橋に向かう47名の参観者は細い道で200mに伸びた。 土橋を渡り終えると中島の“鷺の森”は木陰になっていて若苔が美しく感じこのた。
もみじ橋では桜の木が待ち構えてくれる。ここの紅葉は非常に綺麗というが、また桜の花も風情があった。 中島への“八つ橋”は藤棚になっていて4月から5月フジが紫の花を咲かすだろう。 洲浜は、一升石11万1千個を100mに渡って見事に敷き詰めた丸く白い石、州浜に沿った道が“桜の馬場”で桜花爛漫である。
眺めが素晴らしくよかったが雨で少しで・・・。南池の南端にある茶室の“醒花亭(せいかてい)”は柿葺(こけらぶき)で名は李白の詩からとっていて稲妻型の違い棚などがある。仙洞御所の御殿は、この左手の松林の中にあり、遊歩道から眺める醒花亭や池面に映る桜花も綺麗だった。 茶室の“又新亭(ゆうしんてい)”の中門や珍しい竹杭や丸窓を見た。
醒花亭や州浜の沿道“桜の馬場”では、桜花爛漫である。一升石11万1千個を100mに渡って見事に敷き詰めた丸く白い石と桜。全周1kmで約1時間の行程で北池と南池の回遊式庭園を廻り春の季節の変化に富んだ風景を楽しめた。 なお、仙洞・大宮御所の参観には宮内庁への事前の許可が必要で、予約方法は「御所、離宮の参観予約」をすること。参観設定は午前11:00と午後13:30の1日2回のみである。

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