船渡御は、一時中断されたが1983(昭和58)年に再開され、その昔、先人たちは桂川の中を神輿を担いで渡ったと言われている。いつも良く会うAさんが「強風で船渡御が中止」なったと桂大橋を渡った所で一早く耳にした!
この桂川を渡る船渡御はクライマックスで、松尾大社の神幸祭で五穀豊穣や家内安全を願って広範囲の氏子市域を巡り一基の唐櫃(からびつ)と六基の「神輿」を船に載せるはずだった。急遽、神輿巡行の担ぎ手たちは船渡御中止になり台車で桂大橋を経由し対岸へ渡ったが12年ぶりの事であった。春の嵐で雨量が増し12年前も中止になったという。
それにしても河沿い突風は凄く、小波が立つほどで事故を起したら悔やまれる、御霊を移した神輿の船渡御が中止で何事もなく良かった。だがその昔、洪水で流されたと言われている神輿は現在も月読社の唐櫃を載せる船二艘は桂川の端を慎重に渡って河川敷に到着した。
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