2017年11月17日金曜日

知恩院 友禅苑の紅葉

15日、東山の知恩院にある“京友禅”の紅葉を尋ねた。 知恩院は正式名称、華頂山知恩教院大谷寺の総本山で、江戸時代、徳川家康公が浄土宗を信仰、寺を菩提所と定めた。
庭園は友禅染の創始者である宮崎友禅斎、江戸中期ごろ知恩院の近くに居を構え「扇面絵師」として活躍していたという。
小生、京都に就職して37年間、伝統のある友禅職人として頑張ってきたが思わぬ病いでリタイヤした。
京都友禅訓練所に行っている折、先生「1961年(昭和36)」が宮崎友禅斎の人物の銅像もあると聞き思い出し、半世紀も過ぎるが行ってみた。
茶室「華麓庵」と「白寿庵」もある。
苑内は紅葉が始まり、池泉式庭園の中央「補陀落池(ふだらくいけ)」には聖観音像が安置、彫刻家・高村光雲作という。
鹿野苑(ろくやおん)の枯山水式庭園。
美しい京友禅を作り上げた「宮崎友禅斎像」は、いまにも書きだしそうな絵師の雰囲気であった。
友禅斎ゆかりの繊細と華やかな庭園であり、東山三十六峰に連なる華頂山を背景に苑内は上下二段に分けられ庭園は作られていた。(11/15撮影)

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