12日、三条通りの商店街には学生たちが活気ある「龍馬よさこい」が開催された。その中間点、武信稲荷神社御火焚祭があるので始めてお参りした。
本殿の祭典に続いて、拝殿前の斎場で御火焚神事が執り行われた。
御火焚串に書き、斎場に設けられた火床において、神前のお燈明の火によりお焚き上げを行った。
お焚き上げのあいだ、絶えることなく大祓祝詞があげられ、雅楽が奏せられた。
世界平和、国家安泰、家内安全、身体健康、交通安全、願事成就、企業繁栄、受験必勝、商売繁昌の祈願が行われた。
お火たきの火に手をかざし、病気にかからず健康で、諸願を達成し、幸福・幸運を授かられるよう心から願った。
御火焚祭は火の神秘な現象の中に、神と人とのつながりをもとめ、火の霊力によって知らないうちにおかした罪業(ざいごう)を消滅し、幸福を祈り求める日本民族の伝統的な信仰という。
お盆の迎え火や、京都大文字をはじめ、五山の送り火、古くから、火を ”神の去来される目じるし”とする信仰はのこっている。
(11/12撮影)
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