2019年3月16日土曜日

上七軒 尚絹さんの衿替え

13日、上七軒の置屋「中里」さんの衿替えは、午後2時~30分と思っていたが、午後3時15分ごろであった。
今日の主役「尚絹」さんは、女衆(おんなし)さんとともに姿を魅せ、各御贔屓筋にご挨拶に回った。
置屋「中里」さん前では20、30人位の写真愛好家が一斉にシャッターを切った。
中里さんの「尚絹」さん。
舞妓さんを卒業し、着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟替え』といわれるもので、芸妓(げいこ)さんになる儀式である。
女衆さんの先導で各お茶屋さんやお店を「尚絹」さんは回り「今後ともご贔屓、おたのもうします」とご挨拶した。
花街がある、北野天満宮東門から入った。
神主に挨拶、お茶屋では、“五つ団子”が「紋章」になっている。
女衆さんが『尚絹さんが襟替えのご挨拶にまいりました』と言う。
尚絹さんが「あかあさん、どうぞご贔屓に・・・」と挨拶、女将さんが「おめでとうさんどす、おきばりやす!」の声が聞えてきた。
室町時代に北野天満宮の一部が焼失、七軒のお茶屋を建て“七軒茶屋”と称したことにはじまる。
女衆さんと尚絹さん、今日は、ご苦労さんでした。(3/13撮影)

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