2011年4月16日土曜日

平岡八幡宮 花の天井と椿

平岡八幡宮は、京都から高雄・梅ケ畑へ抜ける国道162号線沿いで、高雄まで約3kmの周山街道にある。
本殿に「花の天井」があるが撮影は禁止であった
周山街道高雄・梅ケ畑に平岡八幡宮はある
ここは花の天井と椿が有名で、特に本殿では「花の天井」の特別拝観中で、参詣者は境内の「椿の小道」とともに青空の下、散策に楽しんでいた。
椿、梅、しだれ桜が咲き華麗な花の競演境内の「椿の小道」
平岡八幡宮前のバス停を下車、高さ制限(3.55m)の鳥居をくぐって真直ぐ伸びた参道を進んだ。応神天皇を祀る右京・梅ケ畑一帯の産土社で高尾山・神護寺の守護神として、弘法大師(空海)が宇佐八幡宮を勧請したのが起こりと伝えられる。山城国最古の平岡八幡宮樹齢300年以上とされる花が三角に咲くヤブツバキ
平安初期に弘法大師が自らを描いた「僧形八幡神像」を御神体として創建された山城国最古の八幡宮である。1407(応永14)年室町時代、火災により社殿が焼失したが将軍・足利義満によって再建した。現在の本殿は1826(文政9)年江戸末期、仁孝天皇の命を受け社殿が修復された。本殿の前にある「蟇股(かえるまた)」琴で芸事によし 太閤の千成瓢箪とヤブツバキ
市内に現存する数少ない“切妻造本殿”の一つで、上嵯峨と室町の二人の大工で造営された。2000(平成12)年、市有形文化財に指定されている。また画工・綾戸鐘次郎藤原之信により、本殿天井には極彩色の草花図が四十四面描かれていて「花の天井」と呼ばれている。本殿内部の「熨斗」に包まれた椿や梅が描き装飾されている。木一面ツバキ 梅ケ畑里山風景が見える
この梅ケ畑一帯は古くから椿と梅が生産されていたという。椿の小道には遅咲きのツバキや枝垂桜や梅と見ごろを迎えている。つづき・・・
<平岡八幡宮>
所在地:京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23 電話:075-871-20840
期 間:2011年3月11日から5月15日・午前10:00~午後16:00
   ※「椿を愛でる会」24日(日)延長拝観料:600円・障害者500円
交 通:市バス8系統「平岡八幡前」下車すぐ    
    JRバス 「平岡八幡」下車すぐ駐車場:無料

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