2011年4月17日日曜日

平岡八幡宮 その2

つづく・・・なだらかな境内の坂道を上っていくと左側に“椿の小道”があって、ツバキとシダレザクラやウメが色とりどりに華麗な花の競演をしている。 3分ほどで正面拝殿石段、傾斜が急で注意して上った!白いヤブツバキ
拝殿前の休憩所
拝殿前には赤い毛氈を敷いた床机が並んで休憩所になっている。
左側に「お札受所」があり「花の天井」の拝観を告げ、障害者手帳提示600円のところ100円割引で500円支払った。ツバキと言うよりもダリヤの花珍しい品種
宮司さんは境内を一周しヤブツバキの由来などを説明し、いよいよ本殿の「花の天井」の拝観に入った。でも本殿は凄く狭い・・・一人ずつ44枚の天井画のファイルを配った。説明によると天井画の描かれた壁絵は今でも極彩に色が消えずに残っている。しかし、残念なことに光が当った箇所は消えているといった。椿の小道には100種類がある微妙に椿の花の色が違う!
説明が終わると「花名ファイルと見比べながら、皆さんゆっくりと観賞してください。」お帰りの際は休憩所で梅入り茶を飲んで一服していって下さいと告げた。本格的な天井画の観賞だが、じっくりと落ち着きながら観賞すると色彩と構図がすばらしい。一水椿椿の花
今から184年前、本殿の天井に44枚の極彩色の花絵、花の名前だがカナがふってないと読めないものが多い事に愕然とした!花の天井は44枚の花絵ガラスの器にツバキの花
                        花の天井の観賞もすみ、赤い毛氈を敷いた休憩所の床机に座り一服、梅入り茶が運ばれてきた、小さな結び昆布も一緒に入っている。お茶をいただきながら、ふと前を見るとガラスの器にツバキの花が浮かべられている!境内に咲くツバキを集めたと思われるが色々な品種の椿をひと目で眺めるのも風流なもの、パンフにあった白ツバキ、名前は一水(いっすい)とお札受所の人は言っていた。樹齢300年のヤブツバキシダレザクラとツバキと
故事に「願い事をすると白玉椿が一夜で花開き、願いが成就した」という記載があり、白玉椿伝説と呼ばれており、その椿の古木(樹齢・約200年)が純白の花をつけていて約100種のツバキが平岡八満宮にある。(完)

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