2014年11月8日土曜日

先斗町 衿かえ

先斗町(ぽんとちょう)の花街は三条通一筋下るから四条通まで鴨川から木屋町通の間を南北に走る狭い町並みで7日、舞妓さんを卒業する「衿替え」が行なわれた。
お茶屋「舛之矢」さんで衿かえがあった。新芸姑の「久鈴」さん。先斗町のお茶屋「舛之矢」さんで、今日、衿かえをするのは新芸姑の「久鈴」さんであった。
笑顔が素敵な「久鈴」さん。
新調の別誂えの豪華な「黒紋付き」を着付けてもらい、女衆さんと共にお茶屋さんに挨拶廻りをした。
女衆さんと共にお茶屋さんに挨拶廻りをした。
格子と提灯、よく似合う・・・。先斗町の花街お茶屋さんは特有の格子と提灯は風格がある。
足早に細い先斗町を南北に挨拶をして廻る「久鈴」さん、それを取り巻くように撮影フアンの方は30人位だった。
衿替えとは、赤い衿から落ち着いた白い衿へと変わるもので舞妓さんの二十歳ごろ祝うという。
舞妓時代は日本髪で地毛で結うが、芸妓さんは鬘(かつら)を被るという。芸妓さんになって嬉しい事は、髪の毛を気にしながら眠らなくてもよいという。
芸妓さんは鬘(かつら)を被る。この界隈にお茶屋が建設されたのは17世紀後半で豪商・角倉了以翁が高瀬川の開削後であるという。
凛々しい新芸姑の久鈴さん。

先斗町通り東側、西側が建てられ、平屋を基本とした簡素な建築群であったという。
ご贔屓の方に会釈する久鈴さん、笑顔が可愛い・・・。初芸姑さんの「久鈴」さんは各お茶屋さんやお姐さんにお辞儀をし、女衆さんと一緒にご贔屓筋に回り「今後ともおたのもうします」と挨拶した。
先斗町公園前を行く女衆さんと久鈴さん。
先斗町歌舞練場に入る。京都には祇園甲部・祇園東・上七軒・先斗町・宮川町の五花街があり、舞妓さんや芸姑さんなどがそれぞれお茶屋や置屋に所属している。 (11/7撮影)

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