2014年11月21日金曜日

東福寺塔頭 勝林寺の紅葉

東福寺塔頭の勝林寺は本山東福寺の鬼門(北方)に位置することから「東福寺の毘沙門天(びしゃもんてん)」と呼ばれている。寺は1550(天文19)年に東福寺第二百五世住持であった高岳令松禅師によって、庵として創建されたという。
ことしは一週間前に来た。
塔頭勝林寺は「東福寺の毘沙門天(びしゃもんてん)」と呼ばれている。昨年、眼も醒めるような勝林寺の美しい紅葉を見たので今年(20日)もやって来たが少し早く来た感があった。
本堂の大玄関は近衛家を移築ものである。
大玄関の傍にある‘吉祥紅葉’が有名であるが、1週間早い・・・。毘沙門堂に安置されている「毘沙門天立像」は、平安時代の作で東福寺仏殿の天井内にひそかに安置されていたという。
見ごろを迎えると真っ赤に色づいて来る。
本尊・秘仏毘沙門天(伝 定朝作)の体内仏に250年前、江戸時代の京の大仏師 清水隆慶師が吉祥天・善膩師童子を付け加えたという秘仏中の秘仏が特別に公開されている。
障子を開けて見る紅葉が素晴らしい・・・。本堂は大壇那であった近衛家の大玄関を移築ものあり、虎が月に吠える様子を表現した襖絵や仏像彫刻がある。
奥の書院。特に大玄関の傍にあった‘吉祥紅葉’が有名で、その美しさから「吉祥天」が宿る紅葉とされている。
筆の寺、正覚庵の紅葉。付録、筆の寺で名高い正覚庵の紅葉。
明暗寺(尺八根本道場)の喜慧院と料理館前。
東福寺参道、民家の紅葉と東福僧堂の紅葉。完(11/20撮影)
 <東福寺塔頭 勝林寺の紅葉>
住所:京都市東山区本町15丁目795
電話:075-561-4311
料金:大人600円・中学・高校生300円 障害者・無料
交通:JR奈良線・京阪 「東福寺駅」下車、徒歩10分                       市バス「東福寺」下車3分
駐車場:なし

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