2014年11月20日木曜日

洛北 圓光寺の紅葉

18日、叡電「出町柳駅」にユータンし小腹が空いたので昼食を取り、一乗寺にある臨済宗南禅寺派の瑞厳山(ずいげんざん)圓光寺(えんこうじ)の紅葉に二年ぶりに行った。
白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔(はし)る龍を石組で現したという。
臨済宗南禅寺派の瑞厳山・圓光寺(えんこうじ)の紅葉。伏見に開いた学問所を起源として足利学校から招いた三要元佶(さんようげんき)和尚が開基した。
庭園へ一歩足を入れると、美しいモミジの山だった。
水琴窟の澄んだ音も聞かれる。始めは伏見の地にあり、のちに相国寺山内を経て1667年(寛文7年)に現在の地に移った。
額縁の絵のような感じで写真を撮ったが・・・。
赤毛氈の上で静かに禅の修業を瞑想?する という。家康はこの寺で武士や僧侶に仏教ではなく儒学を習わせたとう。
教学の一環として孔子家語、貞観政要などの書物を発行しており、圓光寺伝来の「伏見版木製活字(国重要文化財に指定52,230個約400年前)」を与えて多くの書物を出版させている。
梵鐘、静寂の青竹と心が躍る紅葉。
木製活字は現存する活字としては最古といわれ、これまでに使用された木活字が現存していて宝物庫で見る事ができるという。
燃えるような真っ赤な紅葉。
紅葉の名所として知られる圓光寺は、栖龍池(せいりゅうち)を囲む庭園「十牛(じゅうぎゅう)の庭」は、禅の修業の課程を表しているといわれている。
紅葉したカエデと緑モミジ、梵鐘屋根には綺麗な紅葉があった。
洛北一、古い池といわれている栖龍池。栖龍池(せいりゅうち)は、洛北一の古い池といわれている。
本尊は千手観世音坐像が本堂に安置、南禅寺派の禅寺として公開されていて南禅寺の研修道場として使われている。
洛北、一乗寺方面の里山。
真っ赤に染まる圓光寺境内の紅葉。圓光寺の花頭窓から紅葉を愛でる円山応挙が描いた重要文化財の竹林図屏風六曲一双などを寺宝として所蔵している。 完(11/18撮影)
<圓光寺の紅葉>
住  所:京都市左京区一乗寺小谷町13 
電  話:075-781-8025
拝観時間:9:00~16:30
拝 観 料:大人500円(障害者手帳400円)
 交  通:叡山電鉄「修学院駅」徒歩25分                               市バス 5系統「一乗寺下り松」下車徒歩10分

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