東福寺 通天橋の紅葉

東山区の東福寺は臨済宗東福寺派の大本山で、山号を慧日山（えにちさん）と号する。京都五山に数えられる禅寺で、寺名は奈良の東大寺と興福寺の両寺から一字ずつ取って東福寺となった。境内の紅葉が見ごろを迎えているので20日に入山した。

ここは京都最高の紅葉名所で、通天橋の写真を撮るためにたくさんの方が臥雲橋に来て混雑し早朝からカードマンが立っている。

紅葉のころは特に素晴らしい景色で臥雲橋からは「洗玉澗（せんぎょくかん）」と名づけられた渓谷と通天橋を見ることができる。

東福寺の通天橋は、天空を通過するように架けられた橋で谷間を埋め尽くした真っ赤な紅葉の海を見渡せる。

小春日和となった20日、真っ赤に染まった紅葉に埋め尽くされた渓谷にかかる通天橋には多くの参拝者が詰めかけた。

本堂と普門院、開山堂を結ぶ通天橋は、観光客や市民等で超満員であった。

京都東福寺通天橋の紅葉は渓谷にありその圧巻は見事という他はない。

まさに圧巻の一言、紅葉を魅せる日本屈指の渓谷美であり、至福のときを感じた。

もみじの濃淡や明暗・色調の変化さえも感じてとてもよかった。

通天橋からともみじの中を歩るいて渡る谷川のせせらぎもあり、紅葉の影が映って風情があった。

東福寺には25の塔頭寺院があり、その中の天得院や龍吟院では京都らしい紅葉庭園にも出会える。

東福寺の紅葉を堪能して方丈庭園（八相の庭）へと足は向った。（11･20撮影）
＜東福寺 通天橋の紅葉＞
住所：京都市東山区本町15丁目 778
電話：075-561-0087
拝観：9：00～16：30（受付は終了30分前まで） 　　　　
        通天橋・開山堂庭園大人400円小中学生300円　障害者無料   
交通：JR奈良線 または京阪線の「東福寺駅」下車徒歩10分 　　　　
        市バス「 東福寺」バス停下車徒歩10分