2014年11月14日金曜日

宮川町 店だし

13日、花街では祇園甲部の「衿かえ」と宮川町の二軒では「店だし」というお披露目があった。 四条花見小路で祇園甲部の「衿かえ」に区切りを付け、建仁寺の境内を通り抜け宮川町へ行って間に合った。
舞妓さんの「ふく音」さん、あどけさが残る少女?
晴れの主役は舞妓の「ふく音さん」の記念撮影。今日、「店出し」をするのは宮川町の置屋「河よ志」さんで既に女将さんやお姐(ふく恵)さんなどお店の前に出て記念写真を撮る寸前だった。
女将さんが衣装を直し、ふく音さんは緊張の面持ちであった。
お姐さんのふく恵さんから扇子の持ち方を教わる?
晴れの主役は舞妓の「ふく音さん」、まだ幼顔の残る愛らしい少女だった。
ふく恵さんとふく音さん、微笑がよかった。
TVカメラがポーズを撮ってくれた!宮川町の花街の「店出し」は、慶祝の「ポスター」が貼れ、幼い少女が見習いの修業を重ね、晴れて正式に舞妓さんになった儀式をすることをいう。
河よ志さんの「ふく音」さんどす、店だしにまいりました。
河よ志さんの前にある、宮川町歌舞練場に女衆(おんなし)さんと挨拶した。 新舞妓さんの「ふく音」さんは正装の黒紋付姿で、女衆(おんなし)さんと回ったが、女将さんは心配そうに見送っていた。
新舞妓さんのふく音さんは正装の黒紋付姿で舞の師匠やお茶屋など、ご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶を交わした。
狭い路地裏もご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶を交わした。
ふく音さんは「芸妓」になる前の5~6年の修練期間経て一通りの舞や三味線、お囃子などを勉強し芸妓さんになるための修業をするという。
襟足は特別な時は3本足に塗る。
一年未満の舞妓さんは下唇にしか口紅をつけることができない。襟足のおしろいは通常2本だが今日は(特別)3本足に塗り、一年未満の舞妓さんは下唇にしか口紅をつけることができないという。
いつの頃から茶屋の女たちが踊りや歌を披露させ、少女にかわいい着物を着せ、舞を踊らせ、これが「舞妓」の始まりという。
女衆さん、ふく音さん今日はご苦労様でした。ぽっくりの音も軽やかにお茶屋、ご贔屓筋に丁寧に挨拶し、宮川筋通を隈なく廻って戻ってきた。女衆さん、ふく音さんご苦労様でした。
祇園甲部の「衿かえ」が先立ったので少なかったが、それでもTVカメラマンと30人近い写真愛好家が取り巻いた。(11/13撮影)

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