2013年2月23日土曜日

黒壁美術館 その3

つづく・・・長浜の街並みは古い佇まいと素朴ながらも心地よく、安らぎを求めて多くの盆梅の観光客らで賑わっているが今日は雪交じりで人通りが少ない・・・。
美術館の建物は、江戸時代末期に醤油問屋の豪商・河路屋の邸宅であった。近江の伝説、比良の八荒を襖絵に描いた方は・・・忘れて申し訳ない!江戸末期に建てられた紅殻格子の家並みや白い土蔵を持つ商家など、伝統的な文化様式を残す町家が多く軒を連ね、昔ながらの面影が色濃く残っている。
エミール ガレの作品近年は町家を改築、民宿や赤レンガの洋館が建設され街並みに新たなアクセントが生まれた。
鍔文化器 エミール ガレ(1900年フランス)すっぽりを雪をかぶった中庭。北国街道は古くからにとは物資が行き交う宿場町として栄えてきた。いまでも江戸時代の城下町を彩るレトロな雰囲気が漂う商家などが軒を連ねている。 十號館の黒壁美術館では古代から現代までの世界のガラス作品を約100点を常設展示し、ガラスアートの粋を鑑賞できる。
薔薇貫入釉大鉢(本間友幸)ガラスの砂時計(1994年イタリア)この美術館の建物は、江戸時代末期に醤油問屋の豪商・河路屋の邸宅であった。蔵を含め大小15室の奥行きの深い展示室がある。間口に対して奥行きが深い構造で、茶室がある中庭を挟んで母屋と蔵が並んでいる。
蓋付ゴブレット(1880年~1890年) J&L.ロブマイヤー テーブルランプスタンド(南ボヘミア1910年ごろ)美術作品を座敷や土蔵で観賞していると和洋の対比・新旧の調和が面白く、古い商家の佇まいで出会うガラス芸術の世界にすっかり酔いしれて心地よい空間を感じた。 美術館ではガラスアートと奥の“土蔵”では特別展、ドイツ現代ガラス展「対話と瞑想」が 4月17日(水)まで開催されている。見学したが自分には難しかった。

綿帽子をかぶった山茶花ツララが下がったローバイ古式ゆかしいお座敷でみる美術品は、テーマにした作品や現代ガラス作家の新作などを織り交ぜた展示をしている。長浜別院と長浜城へつづく・・・

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