2020年2月9日日曜日

府立植物園 ツバキ園

7日、府立植物園にシモバシラとフキノトウ、フクジュソウ、梅林などを観察してツバキ園に寄って見たが当園の北東部一帯4,000㎡に、日本古来の品種を中心に約250品種600本が植えられている。
日本の風土が育んだ樹木の中で、ツバキの見ごろは長く各地の公園や社寺などにもある。乙女と梅ヶ香。
日本最古のヤブツバキは代表的な茶花、紅侘助は、紅色の一重咲きで、猪口咲き、小輪のツバキ。
春の喜び に可憐に開花、椿、「君 待ち」という。
小輪の有楽 (太郎冠者)は、一重ラッパ咲きで 1~4月に開花、瑠璃椿は、淡桃色の花弁で八重咲きで中輪。
ツバキ、羅撰染は、濃紅地 大輪と天ノ下。
白色の呉服、細雪という。
稚児桜は、 筒咲きの小輪で、淡い桃色の吹きかけ絞り、東洋錦。
白色の中輪の銀世界は、八重の牡丹咲き、純白の白角倉(しろすみのくら)は、中~大輪の八重千重咲き。
菊冬至は、紅地に星~雲状斑の入る千重咲きの中輪、酒呑童子は、花弁12枚程度の八重。
玉垂は、八重の桃色地に紅色縦絞り 中~大輪、京唐子(きょうからこ)は、唐子咲きで、縦絞りの江戸つばき。
南京白は、咲き分けつばき、五台山白は、白色一重で中輪。
錦魚葉椿(キンギョバツバキ)は、葉が金魚に似ている、鋸葉椿(のこぎりばつばき)という。
江戸時代から庶民に親しまれるという元日、関戸太郎庵。
不昧公もツバキ。 緋色の「沖の石 (オキノイシ)」という。
荒獅子(アラジン)は、濃紅色で獅子咲の大輪、真っ赤な椿・・ 千年菊。
ツバキには牡丹や薔薇とは違った華やかさと気品があり、春を告げる花として美しく咲いていた。紅ながし。(2/7撮影)

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