2020年2月16日日曜日

被災マツで作った大日如来坐像

清水寺 大日堂に大日如来坐像が安置されている、台座を含めた仏像の大きさは、約2.7cmで清水寺の塔頭のひとつである真福寺(大日堂)の仏像を模して作られた。 この大日如来坐像は、真福寺のご本尊を新調するために、京都伝統大学校に制作をお願いしていたが、東日本大震災が発生。学生たちが「何かできることを」という熱い想いに当山も共感し、当初使用予定であったヒノキ材から、陸前高田市の名勝「高田松原」の流出松で、仏さまを作っていただくことになったという。
大日如来座像は、東日本大震災の大津波で流された岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」のマツを使用しており、被災地の復興と犠牲者への鎮魂の思いが刻まれている。
完成した仏像は、陸前高田市でお披露目され、開眼法要が清水寺の本堂で行われた。(2/15撮影)

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