2019年6月24日月曜日

藤森神社 紫陽花(あじさい)祭

23日、伏見区の藤森神社は平安遷都以前から祀られている古社で、学問と勝運と馬で深草の里に知られている。
別名「紫陽花の宮」と呼ばれ、梅雨のころ境内では淡い薄紫、ピンクや青など上品な紫陽花の花で埋めつくされている。
七変化と言われるように咲いているうちにだんだん色が変化し、花言葉は「移り気」という。
境内は静寂に包まれ紫や青・ピンクの花々が彩りを添え楽しませてくれる。
紫陽花は延べ1,500坪の第一・第二苑内に公開され、人一人分ほどの通路を回遊する形式で約20種3,500株が植えられた。
神社は1985年(昭和60)から笹を伐採し、境内に紫陽花を植えたという。
樹木は背丈を越える大きさに成長、色鮮やかな花を咲かせ、参拝者に心のなごみを与えている。
江戸時代、前の道が西国大名の参勤交代の道筋であったという。
行列が神社を通過する度、大名は駕籠から降り、騎乗の者は下馬し、槍を持つ者は槍の穂先を下げて、礼拝して通行したという。
後水尾天皇の御宸筆で“藤森大明神”の額が掲げてあった不明という。
紫や青・ピンクの花々が彩りを添え楽しませてくれた。
幕末の動乱期になり、新撰組の隊長 近藤勇が額を外し、持ち去ったと云われているがその後、不明である。
日本の原産で、紫陽花は梅雨の風景が良く似合う花である。
藤森神社は、古く朝廷から庶民までの崇敬厚く歴史ある社である。
残念な事に写真撮影が膨大でガクアジサイあるがご容赦願いたい・・・。
カシワバアジサイ、八重もあった。
シトシト雨が降る庭に咲くアジサイの花は日本の原産で、梅雨の風景が良く似合う花である。 (6/23撮影)

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