2019年6月16日日曜日

智積院 青葉祭り

東山七条にある真言宗・智積院(ちしゃくいん)は、毎年6月15日『青葉まつり』を行なっている。正式には「両祖大師御生誕慶祝法要(りょうそだいしごせいたんけいしゅくほうよう)」といっている。
青葉まつりは、真言宗の宗祖・弘法大師空海と中興の祖・興教大師覚鑁(かくばん)のご誕生を祝う法要が営まれた。
金堂の前にある境内では山伏修験者による柴燈大護摩法要が執り行われた。
柴燈大護摩道場。
青葉まつりには先斗町歌舞会に訪れている。
芸舞妓さんが4人訪れていた。
五つの諸堂巡りの御朱印集めもあって、大師堂(弘法大師)や密厳堂(興教大師)、金堂(大日如来)、明王殿(不動明王)、講堂(阿弥陀如来)には大勢の参拝者が入った。
講堂には大書院の名勝庭園をはじめ、長谷川等伯一門の障壁画、国宝の「楓図」「桜図」など、収蔵庫も特別に無料公開された。
名勝庭園。
夏椿はハラハラと散り際がよい…。
弘法大師のご生誕は774年(宝亀5)6月15日、興教大師のご生誕は1095年(嘉保2)17日と両大師のご誕生をお祝いするために全国各地の寺院で法要が行われている。
紫陽花と芸舞妓さんたち。
御二人が生まれた6月は、緑美しい季節であることから、「青葉まつり」と称される由縁である。
青葉まつりは、真言宗の宗祖・弘法大師と興教大師のご生誕を祝う行事で年に一度のお祝いの日とあって境内は賑わった。(6/15撮影)

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