新春恒例の「かるた始め式」が祇園 八坂神社で開かれ、午後1時、神職によるお祓いが行われ、古式豊かな和歌が響く中、かるた姫のみやびに初手会わせが3日に行われた。
華やかな王朝衣装を身にまとった児童や女性たち。
能舞台の神前で「かるた競技」を披露、集まった初詣客の目を引き付けた。
平安時代の装束を身に着け、華やかな貴族の衣装に身を包みかるた取りが行われた。
色とりどりの平安衣装の狩衣や烏帽子、袿(うちぎ)を身にまとった女性たちや童子・童女らが華麗な手さばきで雅やかに百人一首の札を取りあった。
童女や童子は衣装に手惑いながらも真剣な表情でかるた取りを繰り広げた。
和歌の神でもある「スサノオノミコト」を祀る同神社にかるたが奉納された。
美しい十二単姿のかるた姫たち。
百人一首の腕を競い合う、お正月にぴったりの伝統行事である。
かるた文化の普及や継承を願って、日本かるた院本院が開いてことしで49回目になる。
御祭神・素戔嗚尊(すさのをのみこと)が和歌の神様であることにちなんで毎年1月3日行なわれている。
今回は男性の横綱の対決だった。(1/3撮影)
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