2018年3月9日金曜日

奈良 東大寺二月堂のお水取り

6日、快晴の昼から奈良東大寺二月堂のお水取りに出かけた。通称「お水取り」と呼ばれる行事は、二月堂の修二会(しゅにえ)で行なわれ、暗い回廊を炎が駆け抜ける「お松明」と真夜中に水をくむ「お水取り」という。
お松明は1日~11日(毎日10本)、12日19時半~14日18時半~(13日は19時~)この日から11本になりサイズも他の日より大きいため特に参拝者が多なるという。
修二会の期間中、毎日10本約40kg、長さ7mの松明が回廊を走り、‘雨’でも行われる。
由来は「2月に行われる修行」で、752年平安時代に始まり、2018年は1267回目という。
この修行は「お松明」と「お水取り」が有名 。
練行衆(れんぎょうしゅう)僧侶は、戒壇院の庫裡(くり)で1日1食の生活をし、精進潔斎して仏法の興隆、天下の泰安、万民の豊楽、五穀豊穣などを祈るものであるという。
お松明は、練行衆が夜の行を始めるとき、暗い階段や廊下を照らすための灯りだったという。
江戸時代から童子と呼ばれる練行衆の行の手伝いをする僧たちの見せ場になったという。
お松明の火は浴びると一年間無病息災に過ごせ幸せになるという。
お水とりの由来は、毎年3月2日に二月堂の若狭井に水を送る行事が行われている。また、お香水は二月堂受納所で無料で配られる。(3/6撮影)

0 件のコメント: