2013年1月9日水曜日

寶恵駕籠社参 恵美須神社

8日、東山区大和大路の京都ゑびす神社では毎年正月の8~12日に初ゑびすが開かれ、初日二日は恒例の東映太秦映画村の女優さん2名を乗せた「寶恵駕籠社参」がある。十日ゑびす大祭はこの期間だけ授与される“吉兆の福笹”があり、福にあやかろうとする参拝者は縁起物の吉兆の福笹を求めて賑わった。
恒例の東映太秦映画村の女優さん2名を乗せた「寶恵駕籠社参」がある。一年の家運隆盛と商売繁盛を願って健康で幸せに暮らせるように祈って参詣する。午前10:00、寶恵駕籠の掛け声とともに境内はゑびす神社参で俄かに華やかになった。祭礼は男髷(おとこまげ)に腹掛け・袴、脚絆つけ、わらじを履いた男装をした女性(手古舞)を先頭、寶恵駕籠社参は芸妓役の東映太秦映画村の女優・小畠徳子さんと中村彩実さんが駕籠から降りて、社殿に玉串を捧げ参拝した。
家運隆昌、商売繁盛を祈って三本締めをする。手古舞(男装の先導役)は巫女から福笹を授与。松の内の挨拶が飛び交う新年早々の1月8日、一年の家運隆盛と商売繁盛を願って健康で幸せに暮らせるように祈って神社に参詣する。
その起源は約800年前、1202(建仁2)年土御門天皇が禅の祖といわれ、栄西禅師が建仁寺建立にあたり、京都恵美須神社はその鎮守として建てられた。
彩美ちゃんがこっちを向いてくれた、ありがとう!芸妓役は寒いのに素足だった!“ゑびす”と言えば多くの方々は「商売繁盛で笹もって来い!」をイメージするが、信仰の象徴とも言える「笹」は約400年前に遡り、京都ゑびす神社独自で始まり、「御札」の形態が全国に広まったという。
大和大路は駕籠に乗って・・・「寶恵駕籠」は花見小路の一力茶屋へと向かった。縁起物の笹は、「節目正しく真直に伸び」「弾力があり折れない」「葉が落ちず常に青々と繁る」といった特徴から、ゑびす様が手にする釣竿にピントを得て笹を象徴としたのが始まりで家運隆昌、商売繁盛となった。
花見小路は駕籠を降りて芸妓役は歩いた。巫女さんより吉兆笹を授かり芸妓たちと手古舞役は巫女さんからお祓いを受け社参を終え、ゑびす神社より芸妓たちと手古舞(男装の先導役)は神酒をいただいた。
お茶屋(廣島屋)のお上さんと芸妓役の太秦映画村の女優・小畠徳子さんと中村彩実さん。 初日でまだ両脇に屋台も無い大和大路を北へ向かい、寶恵駕籠は花見小路の一力茶屋へと向かった。今年はお茶屋(廣島屋)と一力茶屋 ‘寶恵駕籠’に乗って入って商売繁盛の三本締めと吉兆笹を芸妓役からいただいた。
絵になる風景・・・駕籠に乗ったまま一力茶屋に入った。1月10日は福の神の「えべっさん」が生まれた日で、京都恵美須神社と西宮、大阪今宮神社と並んで日本三大ゑびすと呼ばれ親しまれている。

1 件のコメント:

nsh さんのコメント...

素足とは、恐れ入りました