2013年1月26日土曜日

北野天満宮・初天神

25日、上京区の北野天満宮は縁日の「初天神」があり、境内には数多くの露店が立ち並び賑わいをみせた。平安時代に学問の神様として活躍し、‘北野の天神さん’と親しまれていた「菅原道真公」をお祀りしている社である。
北野初天神で賑わいをみせる参拝者と露天商・・・。楼門の絵馬。菅公は「和魂漢才」の精神を以って学問に勤しまれ、幼少の頃より文才を表し、朝廷の官吏として活躍された。
二の鳥居にある「東向観音寺」のぜんざい無料接待に並ぶ。初天神とあって列は並んだ!一条天皇の令により初めて勅祭が執り行われ「北野天満宮天神」の神号を得て、天皇の行幸を初めてとし、代々皇室の御崇敬を受け、江戸時代には寺子屋など、学問の神様として、多くの学生たちや善男善女に親しまれている。
約2万坪の境内には50種約2,000本梅があり早咲きの梅は12月中句頃からつぼみがふくらみ始め、梅の名所としても知られ、菅公は「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな」とことのほか梅を愛でて詠まれた。
雪が舞う厳冬の最中、春を告げるかのように咲き始めた。寒空に一輪、また一輪と美しい花が健気にも咲き誇っていた。雪が舞う厳冬の最中、寒紅梅などが春を告げるかのように咲き始め、寒空に一輪、また一輪と美しい花が健気にも咲き誇っていた。
石灯籠とロウバイ、花は雪が降っても下に咲くという!渡邊の綱の燈籠(重要美術品)梅苑は例年2月初旬から公開され、紅梅・白梅・一重・八重等の順に咲き始め、2月中旬から3月初旬までが最も美しい時期となり楽しみだ。
燈籠と梅林、東門がみえる。小鳥をゲット、でも名前が不明・・・境内には菅公の使いとされる“撫牛(なでうし)”は二十数体あり奉納されている。この撫牛で頭をなでると賢くなり、もっぱら受験生たちに親しまれている。また信仰深い方には痛いところをなでるとご利益があるとされ参拝者たちからしきりに撫でられていた。

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