2011年5月9日月曜日

環水平アーク

5日正午ごろ、北区上賀茂神社で賀茂競馬(かもくらべうま)を待っていたが、空は雲一つ無い快晴であり、日向よりも日陰がよい・・・ふと上空を見ると、きれいな虹のようなものが出ていた!
水平の虹が見える現象で、太陽高度が58度以上の場合にのみ現れるカメラに収めたが、なんの現象かも解らない・・・???その後、自宅に戻りTVのお天気キャスターが何人からの人々の謎を解き証し「環水平アーク」と解った。
環水平アークは太陽が見える方向の地平線近くにほぼ水平の虹が見える現象で、太陽高度が58度以上の場合にのみ現れるという。
色の並びは上(太陽に近い側)が赤で、環天頂アーク(下が赤)とは逆になる真冬のように太陽の高度が低い時期に見えることはなく、夏場の昼前後を中心に太陽が頭上高く昇るころに現れるという。環水平アークは高度が低くて視界に入りやすいので見つけやすく、明るく鮮やかに見える場合がありよく話題になる。これに対して“環天頂アーク”は頭上真近くに現れるので気づかない。夏場の昼前後を中心に太陽が頭上高く昇るころに現れる
色の並びは上(太陽に近い側)が赤で、環天頂アーク(下が赤)とは逆になる。
環水平アークはその形状から水平環、水平弧などと呼ばれることもあるという。内暈(日暈ひがさ)と環水平アークが同時に現れると太陽を二重の虹が取り囲むように見えるため、環水平アークを外暈と勘違いすることがあるので注意が必要だという。また雲の緑が美しく彩られる現象のことで彩雲と称される場合も多いという。この日正午ごろは快晴で多くの方がご覧になったことと思う。自然現象の現われで今年も初夏が来た感じがする。

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