2015年1月19日月曜日

ツバキ園 府立植物園

18日、府立植物園のある北山門に来たが寒い冬のためか観覧入場者は疎らであった。シモバシラとフキノトウを観たくやって来たが、途中で野鳥のかわいい声が耳に入ってしまいツバキ園の中に来るのか遅くなった。
「鹿児島」という品種。
いまの時季、桃色雪中花がたくさん咲いていた。ツバキ園は府立植物園の北東部一帯4,000㎡に、日本古来の品種を中心に約250品種600本が植えられている。
始めて観察した「梅ヶ香」という品種。
紅唐子も咲いていた。太郎庵という品種。  加賀侘助。 ツバキの見ごろは長く、日本の風土が育んだ樹木で各地の公園や社寺にもあり、桃山時代から江戸時代にかけて多くの品種が生まれたという。
五台山白。
弓場絞(ゆんばしぼり)という品種。室町時代、茶の湯の興隆とともに茶花として愛好され全国各地で様々なツバキが作られるようになった。
雪中花。
菊のように花弁が重なった「菊冬至」。 品種も様々で江戸錦・肥後椿・土佐有楽・唐津・伊勢太白はその地方がわかる。
淡妙連寺という品種。
少し花は痛んでいたが「日本の誉れ」。 名前は統一されてはいなく、関西の「有楽」は関東では「太郎冠者」、京都で「日光(じっこう)」と言うのは東京では「紅唐子」、さらに愛知の「紅卜伴」は別名で呼ばれている。
曙(あけぼの)の蕾。
こちらは「散姫」のツバキの花。山梨弁天(ツバキ園芸品種)。 4,000㎡に日本古来の品種を中心に約250品種600本が植えられている。
ツバキ園芸品種で「白侘助」。
菊月という品種。世界各国でツバキの変種が作られているというが‘侘助’はサザンカとの交雑で生まれた品種である。
この時季に訪れたら「関戸太郎庵」や初嵐なども観られてよかった。
錦魚葉椿は、葉が変形してなったという。
天倫寺月光、少しピントが甘くすみません。冬枯れの景色のなか、ツバキには牡丹や薔薇とは違った華やかさと気品があり春を告げる花として咲いていた。(1/18撮影)

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