2015年1月14日水曜日

祇園甲部 花街 初寄り

1月13日、祇園花街では、京舞・井上流五世家元の井上八千代師匠宅に女将さんや芸妓さん、舞妓さんが稽古始めの挨拶に伺った。
髪飾りも艶やかに芸妓さん、舞妓さんたちが色鮮やかな和装姿も華やかに身を包み、11:30ごろから師匠宅へ新年のあいさつに訪れた。
一年の始まりを迎えるにあったて祇園甲部芸姑さんや舞妓さんが井上邸に集っまった。
新年の挨拶と益々技芸の上達を励んで、ともにお雑煮で祝う、これを“初寄り”と呼んでいる。

師走13日の“事始め”で一年の締め括りをし、正月準備を始めた芸妓さんや舞妓さんたちは新年の“始業式”を終えて一と月後、再び師匠宅へ顔を揃え一層の精進を誓いあった。
芸姑さんはやはり落ち着きがあり凜としていた。
井上邸前は約100名くらいの写真愛好家の人たちが待機し、大阪から来たHさんは一番電車という。
お屠蘇とお雑煮で新年を祝い、お師匠さんから励ましの言葉を受け、新たな気持ちで一年が始まった。

祇園甲部の芸姑さん舞妓さんの勢ぞろいで、凄く見ごたえがあった。
黒紋付正装姿の“始業式”とは得って変わり、初寄りはそれぞれお気に入りの和装姿で挨拶、綺麗な簪の髪飾りも艶やかにだらりの帯が揺れていた。


祇園花街“初寄り”は、新春を感じさせる‘はんなり’とした着物姿が見られ、舞妓さんと芸妓さんの伝統行事であった。(1/13撮影)

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