2012年4月6日金曜日

醍醐寺の枝垂れ桜

5日ブログ友と2人で洛西の桂離宮の参観が終わり阪急桂駅で昼食、四条烏丸駅まで出て地下鉄で醍醐寺へ行くことになった。 朝のNHKで醍醐寺の枝垂れ桜が満開になったと紹介されていたが、桜が咲いたことで参拝・観客の人も心が浮き浮きし弾んでいる。
推定樹齢150年の「土牛の桜」三宝院入口の枝垂れ桜
真言宗総本山・醍醐寺は京都伏見に位置し、一千百年の歴史があり弘法大師の孫弟子、理源大師・聖宝によって876年(貞観16)に開かれた寺院である。
8日には桜の下で太閤行列が行われる。平安時代から「花の醍醐」と呼ばれている。山岳信仰の霊山であった醍醐山(笠取山)に湧き出る地主神・横尾明神が醍醐寺の始まりである。通称、山上を上醍醐、山下を下醍醐と呼んで約200万坪にも及ぶ広大な寺域をもっている。
見事な醍醐の桜霊宝館の桜907年(延喜7)、醍醐天皇によって薬師堂が建立され、上醍醐の伽藍、つづいて下伽藍が完成した。1115年(永久3)に「三宝院」が建立、醍醐寺発展の基礎が確立された。
秀吉が“醍醐の花見”として盛大な花見をした桜の子孫と言われている。 平安時代から「花の醍醐」と呼ばれる醍醐寺は桜の名所として知られている。4月8日には桜の下で太閤行列が行われる。
早咲き桜で知られる河津さくら今日5日は午前中は晴れていたが午後、小雨が降ったり目まぐるしく変化した。 それにもめげず三宝院と枝垂れ桜と「憲深林苑(けんじんりんえん)」の霊宝館の枝垂れ桜、金堂と五重塔の桜を鑑賞した。最初に三宝院「土牛の桜」を鑑賞、推定樹齢150年の枝垂れ桜みごとに咲いていた。 1972年(昭和47)に日本画家の奥村土牛が「醍醐」という桜の絵を描いたことに由来するという。豊臣秀吉が“醍醐の花見”として盛大な花見をした桜の子孫と言われている。 庫裏の横には憲深林苑という庭園がある。 庭園の周りは枝垂れ桜で埋め尽されていて桜が手の届く位置にあり写真愛好家はシャッターをバシャバシャと切っていた。
桜は今を盛りと懸命に咲いていた茶店の床机の赤い毛氈に座って鑑賞するが小雨が降って誰もいない!早咲き桜で知られる“河津さくら” 見事な枝垂れ桜、茶店の床机の赤い毛氈に座って鑑賞するが小雨が降って来る。 三宝院の中へ拝観、人人人混雑、一切撮影禁止であった。次に霊宝館へ行き推定樹齢200年の枝垂れ桜を観賞、桜は威風堂々と花を咲かせ人々を楽しませている。 1935年(昭和10)に霊宝館は開館し、薬師堂の本尊である国宝・薬師三尊像を安置している。
右端に残梅が咲いていた「餅上げ力奉納」の金堂「醍醐の花見」は豊臣秀吉が基本設計した庭であり、醍醐寺の境内は広大で境内には桜の花は約2000本もあるという。 五大力さん「餅上げ力奉納」の金堂・五重塔前の枝垂れ桜を鑑賞したが、人混みと天候の不順で好い写真が撮影できずに徒労におわった。
<醍醐寺の枝垂れ桜>
場     所:京都市伏見区醍醐東大路町22 電話: 075-571-0002
拝観時間:9:00~17:00
拝観料金:三宝院600円、霊宝館600円、金堂600円      
            ●共通券2枚1000円      
            ●共通券3枚1500円
休    日:無休
駐車料金:普通車(約100台収容) 700円
交     通:地下鉄東西線 醍醐駅下車 徒歩10分      
            京阪バス 醍醐三宝院前下車 徒歩すぐ

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