2012年4月20日金曜日

雨宝院「うほういん(西陣聖天宮)」その1

雨宝院は西陣のほぼ中央で今出川通智恵光院を北へ入った本隆寺の北側にある。
観音堂前の観音桜雨宝院は、 古くから“西陣の聖天”さんと親しまれている雨宝院は「西陣聖天宮(にしじんしょうてんぐう)と呼ばれ、 古くから“西陣の聖天”さんと親しまれている。山門は西側と南側にあり境内に参詣するには智恵光院西行一方通行が目印である。
太い幹から出た歓喜桜
古儀真言宗の寺で北向山(ほっこうさん)雨宝院と言って821(弘仁12)年、弘法大師(空海)が嵯峨天皇の御病平癒を祈願し、本堂の本尊「聖天(大聖歓喜天)像」を安置したのが始まりと伝えられる。
桜と燈籠821(弘仁12)年、嵯峨天皇の御病平癒を祈願し、本尊「聖天(大聖歓喜天)像」を安置した 大師堂に祀られる本尊は、汗をかくほど辛いことでも助けてくれるという「阿吽あせかき弘法大師像」として伝えられる。
桜の蜜を吸いにヒヨ鳥が来る紅枝垂れ桜や観音桜が競って咲いている春は紅しだれ桜が咲き、順々に本堂・観音堂前の歓喜桜や観音桜・松月桜が美しく咲き乱れる。歓喜桜は御室の八重桜と同種で根元から桜の花が咲くという。
侘助は小ぶりな椿の花雨宝院は椿の名所をしても知られる雨宝院はお庭の隅々まできれいに整えられ、四季折々の花々が咲いている、特にツバキと桜が有名である。つづく・・・

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