2009年3月3日火曜日

しだれ梅と椿・城南宮神苑

しだれ梅が見ごろ
神苑の「春の山」と呼ばれる場所
参拝客らが可憐な花の風情と香りを楽しんでいる美しさに見惚れ立ち止まっては、ほぅ…とため息曲水の宴で知られる京都伏見・城南宮。
神苑のしだれ梅150本が見ごろを迎えている。
城南宮神苑では今、梅と椿が見ごろを迎えていて参拝客らが可憐な花の風情と香りを楽しんでいる。
神苑の「春の山」と呼ばれる場所には梅林があり、そこの梅はすべて枝垂れ梅。 甘い香をただよわせる桃色の梅小さなカメラマン春の山の名にふさわしい、桃色と白の梅がみごとに咲き誇っていて甘い香をただよわせている。訪れた参拝客の人たちも、その美しさに見惚れ立ち止まっては、
ほぅ…とため息を吐き、デジカメやケータイの写真に収めていた。
しだれ梅の梅の木はまだ植えて5年とか…まだ幹は細いが一斉に咲き誇る様はみごとなまでだ! 一重の白梅
源氏ゆかりの植物「ふきのとう」広い神苑にはさまざまな種類の椿も咲き、春のおとずれを感じさせてくれる。
源氏物語ゆかりの植物が植えられ細やかな説明がついていた。城南宮といえば
有名な「曲水の宴」は、春は4月29日と秋は11月3日に開催される。可愛い幼稚なお子八重の紅梅
また見所は「春の山」のほか「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」「城南離宮の庭」などに分かれ、季節の花々が咲く。
4月上旬には「室町・桃山の庭」の”しだれ桜”が咲きお花見には最適だ! 純白な椿蝦夷椿
城南宮は平安遷都のころからある方除(ほうよけ)の大社。
かつて上皇の離宮があり、鳥羽伏見の戦いの舞台にもなり平安から幕末までの
起伏に富んだ歴史を振り返ると感慨ふかいものがある。
そぞろ歩きを楽しみながら平安の昔に思いをはせ、しだれ梅と椿を観賞した。

ところ:城南宮(伏見区中書島羽離宮町)
拝観時間:午前9時~午後4時
神苑拝観料:大人500円、団体450円(20名以上)
お問合せ:電話 075-623-0846
交通:地下鉄・近鉄「竹田」駅下車、徒歩約15分
    市バス「城南宮東口」下車
しだれ梅と椿まつり
2月22日(金)~3月21日(金)
午前9時~午後4時
源氏物語の屏風と版画展(3月21日(金)まで)

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