2009年3月7日土曜日

大山崎山荘美術館

大山崎山荘美術館正面玄関
アサヒビール大山崎山荘美術館k氏から大山崎山荘のチケットをいただいた。 2度目の来荘である。
前回は5,6年前でk氏と2人で訪れたのだが、もう一度庭園や山荘美術館を鑑賞したくなった。阪急京都線大山崎駅で下車、徒歩でも歩ける距離だが、13:00の山荘専用送迎バスに乗車した。途中JR山崎駅からも10数人乗車、バスは満席になった!バスは約5,6分で到着した。
この大山崎山荘美術館は山崎の合戦で名高い天王山の中腹に位置している。上り坂が険しい! 阪急山崎駅よりバスに乗り込む人たち
バスを下車徒歩2分
山荘は、実業家加賀正太郎(1888~1954)氏が大正から昭和初期にかけて建設したという。イギリスのウィンザー城を訪れたさいに眺めたテムズ川の流れを記憶に英国風の山荘を建築され別荘として自ら設計している。 眼下に男山が見え、桂川・宇治川・木津川の三川合流点
遠方に府下が見える本館はイギリス風建築で、2階のバルコニーからは、桂川・宇治川・木津川の3川が淀川へと合流が眼下に見え、対岸の男山八幡を望む雄大な景観がひろがっている。池の畔には水無瀬のちぢみ石もある
実業家加賀が創った庭園美術館には、アサヒビールの初代社長山本為三郎氏の陶芸コレクションを中心に、河井寛次郎(島根県)濱田庄司(神奈川県)バーナード・リーチ(香港)等の作品が展示されている。さらに、絵画を主として展示する目的で建築界の鬼才・安藤忠雄設計による新館(1995年竣工)「地中の宝石箱」が併設された。展示室は中央の丸天井は開閉式で、自然光を取り入れられる。環境に配慮して半地下に埋められている。また、常時フランスの印象派を代表するクロード・モネの傑作「睡蓮」が展示してある。 庭園から見た桜林の大山崎山荘
クロード・モネの傑作「睡蓮」現在、京都新聞連載小説、五木寛之「親鸞」の画家「さて、大山崎~山口晃展」だったが、代わって人間国宝・「濱田庄司の眼」が3月11日から6月7日まで開催される。
約5500坪の敷地面積を有する広大な庭園は、京都府とアサヒビール(株)によって整備され、自然と山荘・庭園が一体となった美しい安らぎの空間、数多くの植物が配され、四季折々に眼を楽しませてくれる。
アサヒビール大山崎山荘美術館として1996年春に開館、2004年には国登録の有形文化財となった。

大山崎山荘美術館
ところ:京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
でんわ:075(975)3123=総合案内
開館時間:午前10:00~午後5:00
休館日:月曜日(祝日の場合は火曜)、年末年始、臨時休館日(展示替えのため)
   ※但し11月中は全日会館 
   ※開館日時は都合により変更になることもある!
入館料:一般700円(600円)高・大学生500円(400円)()内は20名以上の団体
     小・中学生無料 障害者手帳をお持ちの方300円
交通機関:JR京都線「山崎駅」、阪急京都線「大山崎駅」より徒歩10分
     なお、お体のご不自由な方、ご高齢の方優先の送迎バスを運行している。

1 件のコメント:

tontin61  さんのコメント...

大山崎山荘まで出かけられたのですね。モネの絵が展示されていることは聞き及んでいましたが実際みてみたいものです。

「モネ」と言えば昔学生時代、後期印象派を覚えるのに「モネ」「マネ」「ドガ」と覚えた事を思い出します。

モネがハッキリと描かなかったのは近眼だったと聞いていますが、真偽の程は判っていません。いい加減です。